マラッカ・グルメを代表するニョニャ料理

ニョニャ料理

マレー半島と中国本土の食文化がミックスしたニョニャ料理。マレー独特のスパイス使いに、タケノコなどの中国食材が融合している

ニョニャ料理とは、「ババ・ニョニャ」とよばれる少数民族が育んだ食文化。元来、母から娘へ、娘からその娘へとそれぞれの家で大事に受け継がれてきた家庭料理で、そのレシピは門外不出だったとか。近年になってレストランで提供するようになり、その人気は瞬く間に広がりました。

香り高いハーブやスパイスをたっぷり使い、唐辛子の辛さは控えめ。また、ココナッツミルクをベースに、爽やかな酸味のタマリンドを味のアクセントに加えるなど、複雑とも表現される味の重なりが特徴。春巻きやサラダなどの前菜から、豚や魚の煮込み、海老カレーなどのメイン料理まで、そのメニューは多岐に渡ります。

それでは、おすすめのマラッカ・グルメをメニューごとにご紹介します。それぞれに店舗情報を記載しましたが、これ以外の店でも味わえるので、気軽に試してみて下さい。

マラッカ名物料理1 ニョニャ料理・パイティー

パイティー/トップハット

Pie tee(パイティー)。ヘルシーなスナック感覚の前菜。1皿4リンギ(約120円)

「パイティー」とは英語名で「トップハット」といい、チューリップ型の帽子を逆さまにしたような形が料理名の由来です。帽子型のクラッカーのような生地に、キュウリ、モヤシ、切り干し大根に似たバンクアンなどの野菜を入れて。クラッカーのサクサク感と野菜のしゃきしゃき感のコントラストがたまりません。 チリソースはお好みでどうぞ。

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CAFE1511(カフェ1511)
住所:52 Jln, Tun Tan Cheng Lock
TEL:+60(6)286-0150
営業:9:00~21:30
火曜休
※CAFE1511はゲストハウスも併設。

■Restauran Nyonya Makko(ニョニャ・マッコー)
住所:123 Taman Melaka Raya, Off Jln Parameswara
TEL:+60(6)284-0737
営業:11:30~14:45、18:00~21:30
火曜休
※ニョニャ・マッコーはニョニャ料理の専門店。ここで紹介するニョニャ料理のほぼすべてがメニューにあります。

マラッカ名物料理2 ニョニャ料理・ポピア

ポピア

Popia(ポピア)。たっぷり具が入ったニョニャ版生春巻き。4リンギ(約120円)

マレーシア全土に「ポピア」という料理はありますが、ニョニャ料理のポピアは薄焼きにした皮に様々な具を詰め込んだ“太巻”が特徴です。大根に似た野菜のバンクアンを醤油で煮こんだものがメインの具で、炒り卵、カリカリに揚げた豚の脂が味のアクセント。お店特製チリソースを皮の内側に塗り、具を包み込みます。春巻き好きな人はぜひトライ。

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■Nancy’s Kitchen (ナンシーズ・キッチン)
住所:7 Jalan Hang Lekir, Malacca
TEL:+60(6)283-6099
営業:11:00~17:30
定休不明
※ポピアはお店の外で公開調理をしています。持ち帰りも可能。

マラッカ名物料理3 ニョニャ料理・ウダン・レマ・ナナス

ウダン・レマ・ナナス

Udan Lemak Nanas(ウダン・レマ・ナナス)。海老とパイナップル入りのさらさらカレー20リンギ(約600円)

マレー語で、ウダンは海老、レマはココナッツミルク、ナナスはパイナップル。海老とパイナップルのココナッツ・カレーです。パイナップルの甘酸っぱさが、スパイスをまろやかな口当たりに仕上げています。パイナップル入りの酢豚、ハワイアンピザが好きな人は、パイナップルの幅広い活用法に感激すること間違いなし。上記、カフェ1511などのニョニャ料理店でいただけます。