子どもが作る年賀状は手作り感も魅力

門松

お正月は日本の暦について知るチャンス!

そろそろ年賀状の季節がやってきます。私も幼稚園児や小学生から年賀状をもらうことが増えてきました。子どもの年賀状といえば、大きく分けて3つのタイプに分けられます。

  1. 保護者が作った年賀状に一言添えて、宛名は手書き
  2. 本文も宛名も子どもの手書き
  3. 何らかの手段で印刷して、宛名は手書き

子供からの年賀状では、宛名が印刷されたものはほとんど見ません。多くの保護者が、子どものうちはパソコンで宛名印刷するような楽はさせないというお気持ちからでしょうか。

ありがちなのが、子どもが書くものですから、間違いがあってそれを修正しているものです。我が家でも子どもに任せていたら「書き間違えたからもう1枚ちょうだい」と言って来たことがあり、年賀状が何枚あっても足りないと感じたことがありました。ですから修正液で消して出すこともあるのでしょう。しかし、少し残念な感じがします。

文面に関しては、オール手書きというのも嬉しいものですが、失敗を恐れて鉛筆書きのお子さんも見られます。鉛筆では受け取る方はちょっとさみしいです。イモ判やゴム判などで押したり、パソコンでお絵かきしたりして作ったと思われる年賀状もちらほらあります。カラフルでクリエイティブなものをもらうと嬉しいものです。

年賀状の教育的効果とは

年賀状を子どもが作るという行為には、様々な教育的効果があります。多くのご家庭で、特に意識していなくともお子さんに年賀状を作らせているのは、そのためではないでしょうか。その効果について具体的に考えてみましょう。

まず、年賀状を作る際には「暦」について理解することができます。日本の習慣やお正月の風習などにも触れられるよい機会です。それらを知ってデザインすると良いのです。
  • そもそも西暦と和暦の違いや元号とは何か
  • 十二支と自分の干支の関係
  • 元旦の意味
  • 正月と縁起物
  • 年賀状を送る意味
もうひとつは何かを伝えるための絵を描くということです。最近は「◯◯を描きましょう」という課題はできても、「~を使って好きな絵を描きましょう」という課題には「何を描いていいかわからない」という子どもが増えています。幼稚園や学校で課題慣れしていて「自由に」と言われると、戸惑ってしまうのです。

しかし、年賀状は点数もつきませんし、相手に自分の気持ちを込めたメッセージを送るものですから、自由に描きながらしっかりした目的を持たせるのに、最適の課題になるでしょう。

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