テクノポップ/アーティストインタヴュー

YOU MUST SEE I(ユマスト)(5ページ目)

京都で結成された3人の女性キーボーディストとひとりぼっちの男性ベーシストによる特殊編成バンドが、YOU MUST SEE I(ユマスト)。ニューウェイヴが根底にありつつも、浮遊感とファンクネスが同居する不思議な世界。メンバーのウェットさん(女性)、ニラさん(女性)、マサオさん(女性)、シンディさん(男性)、全員集合して頂きました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

hatenai

ガイド:
3曲目の「hatenai」は、最初「hentai」と読み間違えました。実際、クロアチアの女の子がそのようなタイトルの曲を歌っているのです。すいません。
話がそれてしまいましたが、ちょっと脱力感がありつつも、センチメンタルな曲。この曲を聴いていると、3人の躍動感のあるキーボードってありなんだなと、感じます。やはり、そのあたりが、ユマストの個性と考えていいのでしょうか?

シンディ:
「hentai」とタイトル付けるにはかなり勇気が必要ですね(笑)。
見た目的にも、女性3人が人力でキーボードを叩く(ライヴでラップトップやDTM等でシンセは一切鳴らしてない)のは僕たちの個性だと考えてます。「time」という曲ではニラとマサオがピアノ連弾する場面があったり、ウェットとマサオは同じシンセを使ってるので、弾くフレーズ入れ替えたりもしてますねー。ライヴではそういった細かい所まで観て聴いてもらえると嬉しいです。

ニラ:
ライヴではステージにシンセをガツンと置いて全力で鍵盤を弾き倒してます。ユマストは「人力テクノ」よりはアナログで肉体的な感じがするので「肉体派ニューウェーブ・ポップ・バンド」と自分たちで謳ってる訳です。

ガイド:
全身タイツ満載の「hatenai」はヴィデオクリップもありますね。これは、メンバーの人たちは全身タイツしなかったのですか?

hatenai (YouTube)

ウェット:
クリップのなかでは私たちは着てないですね。

シンディ:
試着はしましたけどね。

ニラ:
あれ特注の手縫い品なんですよ (笑)! このクリップの撮影はワンカットのシーンがあったり色々大変でしたが全身タイツの人達がうようよ居て、すごくシュールな現場で非常に楽しかったです。

 

  • 前のページへ
  • 1
  • 4
  • 5
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます