飛行機の動きに合わせてフレームを合わせながら、連写モードで撮影。
機体が上がっていくの同時にフレームも上げていくのがコツ。
空港で飛行機を見るのであればやはり撮りたいのが離発着シーン。飛行機が飛び立つシーンは最も撮りたいと思うシーンかもしれません。
空港デッキからの離発着の撮影の手順は次のようになります。
まず、撮影モードを「連写モード」に設定します。「連写モード」はシャッターを押し続けている間、写真を撮り続けるというモード。コンデジでは、「スポーツモード」にすることで連写撮影できる機種もあります。コンデジではシーンモードの中から「連写モード」または「スポーツモード」を選択して設定するという流れになる場合があります。
またピント合わせのフォーカスモードに動く被写体を追う、追尾モードがある機種は、これも設定しておくと撮りやすくなります。
次に滑走路に入った機体を望遠ズームで寄せてフレームに入れます。高倍率の望遠ズームほど大きく寄せることができますが、望遠になるほど手ブレもしやすい点には注意したいところ。
そして、滑走にある機体が動き出したら、動きに合わせてレンズも追います。機首が上がり始めたら、シャッターを押し続けて撮影していきます。このときに気をつけたいのは、機体をフレームから外さないようにすること。機体が動いているので追いながらフレームに入れるのは最初は難しいかもしれません。何回か撮影するうちに飛行機の動きに合わせていくコツがつかめることがあるので、何回かチャレンジしてみて慣らしていくといいでしょう。
着陸シーンは、滑走路にタイヤが着く前のタイミングから撮りたい。
離陸するときは機体が斜めに上がっていくので、その動きに合わせて追うのがポイント。
着陸シーンは、反対に機体が下がってくるので離陸時よりは撮影がしやすいかもしれません。視界に入ってきてフレームにある程度大きく機体がわかるくらいでなれば高度も低くなっており、あとは最後ランディングまでの動きを追うように撮影していきます。
シャッターを切るタイミングとしては、着陸する少し手前くらいだと、いままさに着陸しようとする瞬間という雰囲気になります。
離着陸どちらパターンでもピント合わせを確認することも大事です。
タイミングとピント合わせがピタッと決まった写真が撮れるととても心地いいのが飛行機撮影です。ぜひ旅のお供としてお楽しみください。