仏教の精神を基本とした「全人教育」を実施
清風南海の教育方針は、「勤勉と責任を重んじ、自立的精神を養うと共に、明朗にして誠実、常に希望の中に幸福を見出し、社会の全てから『安心』と『尊敬』と『信頼』の対象となり、信頼される人物を育成するため、仏教を中心とした宗教による教育を実施する」としており、仏教の精神を基本とした全人教育が行われています。朝礼時には全校生徒で般若心経を唱和したり、週に1回宗教の時間がありますが、これは集中力などを養うために行われているもの。生徒・保護者の信仰を強制するものではありません。
東京大学見学会で増す、受験への意識
大学受験に向けた受験指導に力を入れると共に、清風南海では全人的な成長に向けた体験学習や実習などが用意されています。学校に隣接する農場での農業体験、中学1年の水泳実習、中学2年の飯ごう炊飯、中学3年の富士登山があり、富士登山の後には東京大学を見学します。東京大学の見学会では、清風南海OBの現役東大生が構内を案内するだけでなく、清風南海出身の教授から講義を受けることができ、生徒にとっては来るべき大学受験に向けたモチベーションアップになります。
このような、体験学習や実習は生徒や先生との信頼感を醸成する良い機会となっているのです。
清風南海中学の入試要綱(2011年度)
2011年度の清風南海中学入試は、A日程(1/15)とB日程(1/18)で行われます。受験教科は4教科型と3教科型を願書出願時に選択。4教科型の合否判定は、4教科の合計得点と、国語・算数・理科の合計得点を1.25倍したものを比較し、得点の高い方で判定します。
■募集人員
A日程:約180名(スーパー特進コース:約50名、特進コース:約130名)
B日程:約50名(スーパー特進コース:約20名、特進コース:約30名)
■試験科目
国語120点、算数120点、理科80点、社会80点の合計400点満点。3教科受験型は、国語・算数・理科のみを受験し、その特典を1.25倍して、得点を出します。