ブラジルのインターネット・Wi-Fi事情
ブラジルでもインターネットは急速に普及しており、アクセス人口数では、日本に次ぎ第5位と言われています。ただし、残念ながら政府による無料Wi-Fiの普及率は、全国で13%という低さ……。Wi-Fiルーターを持参する予定のない人は、民間施設が提供するWi-Fiサービスを上手に利用しましょう。なお、ブラジルではモバイル全般、特にiPhoneやiPadは高級品。狙われないように、場所を選んで利用して下さい。
無料Wi-Fiスポットを利用する
無料Wi-Fiサービスを提供しているスターバックスコーヒー
利用者登録(Cadastro)が必要なスポットは、外国人の場合、通常パスポート番号の入力が求められます。こちらは、登録案内がポルトガル語のみの場合も多く、ハードルが高いかもしれません……。
■無料インターネットを提供するチェーン店例
無料Wi-Fiサービスを提供しているブラジルのカフェ
プリペイドSIMカードの利用について
携帯キャリア「クラロ」店舗
SIMフリーのスマホがあれば、旅行者も現地価格でネット接続や通話が可能です。ただし、気をつけたいのが利用開始時。通常、カードの利用を開始する際には、音声ガイダンス(ポルトガル語)に従って、CPFと呼ばれるブラジルの納税者番号の入力が求められます。CPFを持たない旅行者は、携帯電話キャリアの店舗でSIMカードを購入し、その場で店員に開通の手続きをしてもらう必要があります。この手続きの際には、パスポートの持参を忘れずに。
携帯キャリア「ヴィヴォ」店舗
外国人観光客が増える国際イベントを控え、他のキャリアもCPFを持たない旅行者向けサービスを充実させる見込みなので、チェックしてみて下さい。
なお、ポルトガル語でSIMカードは「シッピ(Chip)」、プリペイドは「プレ・パゴ(Pre-pago)」です。