14型液晶でも小型化を実現
薄型でも光学ドライブを搭載
Let’snoteシリーズは強度や剛性を維持するために伝統的に厚みがありました。近年のUltrabookや薄型ノートパソコンブームの影響を受けたのか、最近のモデルは非常に薄型化しています。
今回のLet’snote LX3の厚みは25.4mmで他社の薄型製品に比べると、それなりの厚みですが、突起部分なども少なく、鞄の中などにそのまま入れてもあまりかさばらないサイズに収まっていると言えるでしょう。
14型液晶を採用しているのがこの製品のポイントで、普段の事務用途などに使いに大きすぎなく、小さすぎない液晶サイズになっています。液晶が大きくなると、筐体サイズも大きくなる製品がありますが、この製品では液晶の周りの部分が非常に小さい狭額縁仕様になっていて、本体サイズ自体は小さくなっています。機種にもよりますが、他社製品の一回り小さい13.3型液晶と同等の底面積となっています。
重量は仕様にもよりますが1.14kg前後からなので、最軽量というわけではありませんが、大きさと厚みの割にはかなり軽さを感じる仕様となっています。持ち運びと普段使用のどちらにも最適化しているバランスの良い、サイズと重量となっています。
バランスの良いサイズと重量
しっかりとしたキーボードで安定して利用できる
なによりも、強度と剛性が非常に高いのがLet’snoteシリーズの特徴ですが、サイズと重量のバランスが良いLX3でも、この特徴は引き継がれています。
通勤などで鞄の中に入れるなどして持ち運んでも液晶が割れることの無い100kgf加圧試験をクリア。26方向からの76cm落下試験をクリアし、机の上からの万が一の落下でも故障が無いようになっています。
他にも様々な構造で、万が一の故障に耐える使用になっていますが、これらの剛性仕様はあまり普段使いでは関係の無い部分です。
普段使いで気になる部分では、機種によっては長年の仕様で緩んでしまうヒンジ部分も繰り返し試験を実施し、クリアした物が使われています。キーボードは長年の使用でも耐えるようになっていますが、シルバーモデルではそれに加えて文字が消えにくいレーザー印刷キーボードとなっています。
また、あまり目立ちませんが、USBポートも標準的な物より抜き差しの回数が多くても壊れることの無い耐久性の高い物が使われています。
大型の液晶を採用しながら重量を抑えていますが、万が一の耐久性能、普段使いの耐久性能も従来のLet’snoteと同等の性能となっています。