子供部屋のクローゼットプラン
クローゼット正面図。奥行きを浅くすると、部屋が広々使えるというメリットも。 |
収納全体の大きさは、幅210×奥行き45×高さ180センチです。クローゼットの奥行きは60センチ程度が一般的ですが、洋服以外の本や書類、趣味のものなどもしまうことを考慮して45センチを想定。高さも使いやすく低めに抑えて、天井との間はフリースペースにしています。
収納内部は4つのゾーンに分けて、AとBは衣類、Dは衣類以外、Cは衣類や趣味の道具用など応用の利くゾーンという内訳です。
収納内部の使い方をプランする
棚の位置は3センチ刻みで移動可能。システム収納【manone】 |
参考例での引き出しは、衣類用にメッシュタイプ、その他用にプラケースタイプの2種類を使っています。Bゾーンの下段には小さな子供服やスカート、ズボンなど奥行きがなくてもしまえる衣類の収納を想定。そしてCゾーンにはイケアの収納ホルダーを使って、棚のような使い方をしています。
ハンガー掛け衣類の収納量の目安は、Cゾーンも含めて夏服で59着、冬服で30着。Bゾーン下段では28着程度です。
収納扉がついて30万円
棚板とハンガーパイプ、引き出し、さらに収納扉がついてトータルで約30万円。それに加えて搬入施工費が6万円です。見積書には品番と単価が示されているので、棚板を増やしたときのコストが分かります。(見積もり額はシステム収納【manone】より)また、暮らしの変化に伴って収納に求める機能が変わることがあります。例えば、クローゼット収納から棚中心の使い方に変えたいというときには、収納本体はそのままで内部の構成要素を入れ替えます。また、インテリアのイメージを変えたいときには、収納扉の色柄を変えるという方法も。それがシステム収納の強みだと言えるでしょう。
収納をプランするときには、長期にわたって使うことを考えて、可変性や耐久性といった性能を考えて選ぶようにしたいものです。
▼関連リンク
同じ予算のクローゼットと比べてみよう。【収納プラン】
玄関収納もシステム収納で造ってみては? 【収納プラン】
本棚だってシステム収納でスッキリと。【収納プラン】