部屋探しには不動産会社との付き合いが必要です。いくらインターネットが発達したからといって、不動産会社や管理会社と付き合うことなく部屋を借りることはできません。

一昔前までは、ちょっと怪しい(怖い?)不動産会社もたくさんありました。
例えば、店舗がうす暗くて汚く、本当に営業しているの?と思われるような不動産会社や、物件情報の張り紙が何年前から張ってあるの?と思われる、業務怠慢が感じられる会社、はたまた社長の趣味なのか、日本刀が壁に飾ってありとても不動産会社には見えないような店舗(日本刀が悪いわけではありません!)など、入店するにはちょっと躊躇する会社もあったのです。

最近では、外観から「いかにも怪しい」と思われるような不動産会社は少なくなったものの、実際に付き合ってみると「これはちょっと・・・」と思ってしまう会社もあるのは確か。そんな例をちょっとご紹介しましょう。

「すでに決まってしまいました!」は悪徳不動産会社なのか?


気に入った物件への問い合わせをすると、「その物件、もう決まっちゃったんですよね~」とか、「今、他の人から申込みが入りそうなんです」などと言われることがあり、賃貸の基礎知識マニュアルなどにそういう不動産会社は、『悪徳だ!』と書いてあったりします。

これって半分は本当で半分は嘘。

悪徳不動産会社
結局は、不動産会社がどうかではなく、担当営業マンの人柄が大きく影響するのですが・・・
実際、魅力的な物件を広告に出して入居希望者から問い合わせを募り、「その物件は決まっちゃったけれど、同じような条件の物件が他にもありますよ~。ちょっと家賃は高くなりますけれど!」とちゃっかり他の物件を案内する営業スタイルの不動産会社があります。この「魅力的な物件」というのが実際に存在し、しかも入居者を募集できる状態にあるかどうかが問題で、もし架空、いわゆる「おとり」物件であった場合にはもちろん「悪徳」業者と断定してもいいと思いますが、本当に存在して入居者募集できる状態ならば、問題はありません。

後者の場合、これがまた嘘みたいな話に聞こえるかもしれませんが、本当に「ちょっと前に決まってしまった」ことがあるのです。物件が決まるかどうかはタイミング次第。そして、「同じような物件がありますから、よかったら一度来店してみませんか?」という営業トークも悪意はなく、お客さまのことを思って提案してくれるケースがあり、こういった不動産会社を「悪徳」と呼ぶのは間違いだと言えるでしょう。

難しいのは、「その物件はすでに決まってしまった」と言われた時、それが本当なのかどうかを見分けること。なぜなら、見分ける方法はないからです。
こう言ってしまうと身も蓋もないですが、相手の嘘を見破るのはただでさえ至難の業。

「じゃあ、どうやったら『嘘』かどうか、分かるのですか?」

そう疑問に思う方には、こんな方法を紹介。もし、不動産会社が過去に何らかの処分を受けたことがある場合には、その処分について調べることもできます。直接、おとり広告であったかどうかは分かりませんが、監督処分を受けているかどうかを知ることは、その不動産会社を知る上で参考になるかもしれません。
(詳しくはこちら→「不動産会社を調べる、いい方法」

>>>「今すぐ決めないと、この物件なくなっちゃうよ!!」はどう?