照明・LED/LED照明

進化しているライン型LED

間接照明や棚下照明にも使用されているライン型LEDのご紹介です。省スペースで長さや加工の自由度が高く、今後は住宅への普及が期待されています。曲げられるタイプや調光タイプなど種類も豊富です。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

ライン型LEDの現在


写真1.ライン型LEDを使用したカーテン照明LED電球に注目が集まっているなか、直線状のLEDであるライン型LEDも確実に種類を増やしており、いろいろな施設に使われています。数年前に比べると同じ形状のものでも明るさが1.5倍~2倍ほどアップしているものもあり、より省エネルギーになっています。

また一部は寿命が40000時間から50000時間に延びています。ここでいうランプ寿命とは初期の明るさの70%に低下した時までの時間を言い、完全に切れてしまうことではありません。

ライン型LEDは型式によって基本の長さがあり、使用場所が長い場合は、長さに応じて何本かが連結されます。今のところ住宅での利用はおもに棚下灯として勧められていますが、カーテンボックスの中に入れてカーテンを明るくしたり、棚の上において間接照明として利用するなどの応用も考えられます。(写真1)

一部の商品は防雨型で屋外使用可能なものあり、軒下に使われ外玄関周りを明るくすることもできます。ライン型LEDを点灯するには一般的に直流の低電圧が必要で、そのための電源装置が必要になります。しかし器具によっては電源装置の要らない100V点灯用もあり、より取り付けが簡素化されています。

次の頁では、「新しいライン型LEDで性能アップ」についてご紹介しています。
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