ロック・ポップス/海外ロック・ポップス、80年代の名盤の口コミ

第一線で活躍し続けていたREMの名盤 「GREEN」

1988年にリリースされたREMのGreen。REMは2011年に突然の活動休止宣言をするまでメジャーストリームを歩み続け、独自の世界を貫き続けた硬派な人気バンド。ずっと第一線で活躍し続けていたバンドのエポックメイキング的な作品「Green」は80年代を代表する名盤だと思います。

投稿記事

独自の世界を貫き続けた硬派なバンド

■アルバム名
「Green」

■アーティスト名
REM(アール・イー・エム)

■おすすめ理由

1988年にリリースされたREMのGreen。
インディーズバンドとして頂点を極めた彼らのメジャー移籍第一作がこのGreenでした。
REMは2011年に突然の活動休止宣言をするまで、メジャーストリームを歩み続けた人気バンドですが、80年代ほかのバンドが商業的、MTV的な映像ありきの音楽を輩出するなか、社会性のある詩や内省的な独自の世界を貫き続けた硬派なバンド。
今の音楽シーンをリードしているRadioheadやColdPlayなど、外よりも内、どちらかというと内向的な精神世界を音楽化しているバンドの元祖ともいうべき存在だと思います。

メジャー移籍第一作で、それまでの作品よりポップな楽曲も多いけれど、オルタネイティブロックという一言では言い表せないまっすぐ一直線のロックとは違うちょっとひねくれた音楽性を打ち出したという点では80年代異色の存在であり、その後の音楽シーンへの影響が大きかった作品です。
一発屋、80年代限定で活躍したアーティストが多かった時代において、ずっと第一線で活躍し続けていた(解散残念)バンドのエポックメイキング的な作品「Green」は80年代を代表する名盤だと思います。


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