甘くて爽やか! 秋のドイツのお楽しみ、フェダーヴァイサー
ドイツワイン街道沿いの街では夏から秋にかけてたくさんのワイン祭りが開催される。ワイン農家を訪ねるのも楽しい
秋の味覚フェダーヴァイサー
ドイツ語で白い羽という意味を持つフェダーヴァイサー。ワインになる前の発酵を始めたばかりのぶどう果汁には、酵母がたくさん含まれていて、それが白い羽のような色合いをしていることから名付けられました。
フェダーヴァイサーは、日々発酵を続ける「生きているワイン」。甘いりんごジュースのようなさわやかな味わいで、発酵の進み具合によってだんだんと味も変化していきます。アルコール分は4%から始まり、最終的には約11%に。炭酸が作られ続けているため、密封することができません。ボトルの栓はしっかり閉まっておらず、持ち運びには注意が必要。残念ながら日本へ持って行くことは不可能なので、ぜひとも秋のドイツへお越しください!
ワイン祭りでフェダーヴァイサーを楽しもう!
南西ドイツの街ランダウで開催される元祖フェダーヴァイサー祭り。各ワイナリー自慢の味を楽しめる
珍しい赤ワインバージョンもあり
ランダウの街の中心にある広場には、近郊のワイン農家のテントが並び、各ワイナリー自慢のフェダーヴァイサーを楽しむことができます。昼間からたくさんの人が集まって、みんなよく飲むこと! しかも大きいジョッキです。ステージでは歌のショーが繰り広げられ、村祭りのようなほのぼのした雰囲気。土地の恵みに感謝する年に一度のこのお祭り。みんなとても楽しみにしているのでしょうね。
■ランダウ観光局のホームページ
フェダーヴァイサーのおともは、たまねぎケーキ
フェダーヴァイサーと相性抜群のツヴィーベルクーヘン。玉ねぎの旨みが存分に味わえる
こちらの記事も参考にどうぞ。簡単レシピもあります!>>>ドイツの秋ワインと相性抜群!ツヴィーベルクーヘン