東大赤門前にホットなカレーウェーブあり
文京区本郷の東京大学の赤門前に店を構えるダージリン。今回紹介するのは目が覚めるような辛さの「赤門レッドカレー」です。おしゃれなインドの置物やテキスタイル柄に囲まれながら、気軽にインドトリップできるお店です。このお店での私の楽しみはカレーを食べるのと店主のシャランさんとテーブル挟んで向かい合い、チャイを飲みながら、お話をすることです。この赤門レッドカレーは2人で話していた時に会話の中で生まれたカレーです。店主シャランさん
ダージリンは東大赤門を観ながら、本格インド料理を食べれる乙なお店なのです。そこで私は店主に「せっかく東大赤門が目の前にあって、赤いカレーの赤門カレーっていうカレー作ってみてはどうか?」と訪ねてみると、店主のシャランさんは一つ返事で「それ面白いね!」と言って作る事になったのです。
作るのに時間がかかるため、水曜日のみのスペシャルカレー
赤門レッドカレー
ダージリンには腕利きのシェフ、ラムさんがいて、店主シャランさんと一緒に赤門レッドカレーの開発をしました。その後赤門レッドカレーが完成したという連絡が入り、食べに行って見ると驚く程の辛さのカレーだったのです。しかしまた病み付きになるような、次へ次へとスプーンでカレーを掬いたくなる、食べたくなるカレーだったのです。このカレーはブラックペッパーとカイエンペッパーがたっぷり入っていて、野菜と一緒にペースト状になるまでしっかりと炒め上げるカレーなのです。ペースト状になるまで炒めるには大層時間がかかりますので、週に1回の水曜日に食べることができるスペシャルカレーとなっています。
ブラックペッパーは脳の活性化に良いとされている
ダージリンのカレーはスパイスの効いたカレーが多いのですが、店主シャランさんは本場インドの味の再現をしていると言っています。辛いと旨いが同時に思えるカレーを作れればクセになる味にもなるらしいです。この赤門レッドカレーと東大生の関係性を訪ねるとスパイスを使用するということで考えたことは、このカレーではブラックペッパーが重要なスパイスとなっていて、ブラックペッパーは脳の活性化にもいいと言われているので東大生が頭脳明晰になって、これからの日本を背負ってほしいという思いから、スパイスブレンドが作ったと話しているのが印象的でした。ドラムスティック アチャール
インドカレーにはアチャール(漬け物)が付き物です。今回この赤門レッドカレーと一緒にオーダーして出てきたのはドラムスティック(ワサビノキ)のアチャールでした。ドラムスティックのアチャールはよく南インドの人が食べます。前にチェンナイで私も食べた事もあり、久しぶりに食べました。日本にはない野菜の食感が面白いものでした。是非カレーと一緒にアチャールをオーダーしてみてください。 箸休めにもなりますし、カレーと混ぜて、色んな味を合わせて味わうのがインドカレーの食べ方でもあります。
最後に赤門を観ながら、チャイを飲んでいると爽快感があることに気づきました。赤門レッドカレーにより、汗をかき、気分がリセットされています。そこが辛いカレーの良いところです。食べるのに集中できるのは辛いカレーが一番じゃないでしょうか。額の汗をハンカチで拭き、次の現場に向かうとしますか。
店内から見える東大赤門
■ダージリン 本郷店
・住所:東京都文京区本郷5-26-5
・TEL:03-5684-4448
・営業時間:11:30~23:00(L.O.22:30)
・定休日:なし
・地図:Yahoo!地図情報