アラサー女性の気持ちがとてもリアルな青年漫画
■作品名ハクバノ王子サマ
■作者名
朔ユキ蔵
■おすすめの理由
「ハクバノ王子サマ」は2005~2008年に「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていたマンガです。青年誌での連載でしたが、ぜひアラサー世代の女性におすすめしたい作品です。
■あらすじ
主人公は脱サラして教師になり、小田原女子高校に赴任してきた25歳の小津晃太朗。
カオリという婚約者がいることもあり、赴任早々年下に興味がないことを公言したが、同僚で7つ年上の英語教師、原多香子にひかれていく。そして多香子もまた、晃太朗にひかれていく。
主人公は晃太朗ですが、女性の私としては32歳独身の多香子に感情移入しながら読んでいました。作者が女性ということもあり、いけないと思いながらも晃太朗にひかれていく、何かを期待してしまう気持ちなどの心理描写などがとてもリアルに描かれています。
今年の10月にはTVドラマ化されることも決まっています。マンガと異なり、主人公は多香子。
多香子の揺れる気持ちがどんな風に表現されるのか、とても楽しみです。