加熱しても素晴らしい湯の個性が残ったままの温泉
■スポット名二本木の湯
■おすすめポイント
素晴らしい温泉が数多い温泉県とも呼べる県は、大分県だけでなく長野県も同様です。
そんな信州の中でも、木曽エリアは比較的有名な温泉が少ない場所で、温泉に結構詳しいと
いう方でも、意外な盲点になっているのではと思います。
しかし、特に最近出来た温泉を中心に、良く探すと素晴らしい温泉も結構あり驚かされます。
中でも素晴らしいのが二本木の湯(木曽町)。国道から山を分け入った所にある内湯が
一つの素朴な日帰り温泉ですが、お湯が凄いのです。褐色の冷泉を加熱してかけ流しているのですが、加熱なのに炭酸が大量に含まれていて、泡が体中に付いて非常に気持ち良く、長湯したくなる温泉です。
通常温泉を加熱すると、泡や香りが飛んでしまい、温泉の個性が損なわれる事が多いのですが、二本木の湯では泡が猛烈に残る上に、温泉成分の鉄分の香りもしっかり残っており、温泉らしい湯の個性が素晴らしく、泉質にこだわる人であればある程、感動してしまいます。加熱している温泉では、泡の量が日本一残っている
温泉ではと思ってしまう程で、木曽に行ったら必ず入っておきたい施設です。
なお、二本木の湯に行く途中に「せせらぎの四季」という新しい日帰り温泉施設が出来ており、
褐色の源泉がかけ流しで施設も美しいので、特に設備重視の方には合わせてお勧めです。
■二本木の湯
住所:長野県木曽郡木曽町新開6013-1
電話:0264-27-6150
営業時間:10:00~19:00(8・9月は20:00まで)
料金:大人600円
定休日:木曜日
HP:www.nihongi-spa.com/
※データは記事公開時点のものです。