本当の愛や信仰について考えさせられる作品

■作品名
奇跡の海

■監督
ラース・フォン・トリアー

■主演
エミリー・ワトソン

■DVD/Blu-ray発売元
アミューズ・ビデオ

■おすすめの理由
1996年公開のデンマーク映画。
1996年カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞、全米批評家協会賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演女優賞を受賞、その他多くの賞を受賞しました。

主演のエミリー・ワトソンは、主に舞台で活躍していましたがこの映画で銀幕デビューを果たし、その演技で高い評価を得ています。

テーマは、信仰と愛、献身。
スコットランド北西部の小さな村を舞台に、事故で身体の自由を失った夫に献身的に尽くす、妻による愛の奇跡を描いています。

主人公は、エミリー・ワトソンが演じるベス。思考がやや幼く単純で、故に神と真剣に対話することができる女性です。ヤンと結婚することで愛と性に目覚めていきますが、結婚から間もないうちにヤンは事故に遭って身体の自由を失ってしまい……。

夫・ヤンの意向で、娼婦に身を落とすベス。
愛してもいない男に身を売る苦しみの中で、ベスが起こす奇跡。
娼婦となってもベスは決して汚れず、むしろ純粋無垢なまま神に愛されていたのだと思わずにはいられません。

本当の愛とは何か?
信仰とは?
そんな問いを突きつけてくる作品です。




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