ジェリー・ブラッカイマー総指揮の世界の終わりの闘い
■作品名アルマゲドン
■監督
マイケル・ベイ
■主演
ブルース・ウィリス
■DVD/Blu-ray発売元
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
■おすすめの理由
この映画の紹介文を考えながら、ふと気がついてしまいました。わたしは何のかんの言って、ハリウッドの「SF超大作」をよく観ていますね。
はい。「アルマゲドン」。黙示録にある、世界の終わりの闘いの名をもつこの映画は、超大作なら俺に任せろのジェリー・ブラッカイマー総指揮の作品です。
出演者もそうそうたるメンバーですねぇ。主役のハリーはブルース・ウィルス。部下にして娘の恋人A・J役にベン・アフレック。娘グレース役にリヴ・タイラー。
頼れる部下達も豪華ですよ。惜しくも昨年亡くなった、「グリーンマイル」のマイケル・クラーク・ダンカン。「ナイト・ミュージアム」のオーウェン・ウィルソン。NASAのチーフ、トルーマン役は、アンジェリーナ・ジョリーの旦那様としてのほうが有名な、ビリー・ボブ・ソーントン。
まぁ人物紹介はこれくらいにしておいて、わたしの好きなシーンを少々ご紹介しようと思います。
■おすすめのシーン
まずは、ほのぼのしたくなるシーンから。地球に接近する隕石へと向かうシャトルに乗り込む前。A・Jがグレースにむけて歌いだします。それに合わせて他のメンバーも歌いだすのですが、別れの歌のくせに彼らの歌い方のおかげで「なんかこの作戦うまく行くかも?」と希望を持たせてくれます。
次は、胸にぐっとくるシーン。知らされていなかったBプランを実行しようとしたシャープ大佐ともみ合い、彼を大きなスパナで押さえつける緊迫の場面。シャープ大佐が作戦の成功をハリーに問いただします。「地球に残るお前の娘とわたしの娘二人に誓えるか」。毎回目頭が熱くなるシーンです。
クライマックスは予備知識なしに観て頂きたいので、一番好きな大号泣シーンについては書きません。が。
この映画や「インディペンデンス・デイ」などを観るたび、ハリウッド映画では、誰かが犠牲にならなければ『幸せ』にはなれないのか。そんな疑問が常にわいてきてしまうことだけ、書いておきたいと思います。