映画/口コミでおすすめのホラー映画(洋画)

キューブに閉じ込められた極限状態の人々の心理戦

キューブの建物にある日突然閉じ込められた、他人同士6人の脱出劇。命も危ういトラップを抜けながら、極限状態での心理戦が繰り広げられる……。心臓の心拍数の上がりようがひどい映画でした。臨場感があり、怖かったと言う点で傑作です。ホラー系が好きな人には本当におすすめの作品。

投稿記事

絶対に存在してはならない場所がある
『キューブ』(原題:Cube)

■監督
ヴィンチェンゾ・ナタリ

■主演
モーリス・ディーン・ウィント他

■DVD/Blu-ray発売元

ポニーキャニオン

■あらすじ
キューブ(立方体)の建物にある日突然閉じ込められた、警官、精神科の開業医、数学科の女学生、元脱獄犯……など、背景の全く違う、他人同士6人(出演は全7人)の脱出劇。立方体の中には、さらに立方体で仕切られた各部屋があり、トラップが仕掛けられている。命も危ういトラップを抜けながらの脱出を試みる6人の、極限状態での心理戦が繰り広げられる。果たしてキューブから出ることはできるのか。

■おすすめの理由
1997年公開(日本では1998年公開)されたこの映画ですが、正直なところ、ホラーやスプラッター系、オカルト系が苦手な人には向かない気がします。私には少々刺激が強かったのか、夢に出てくるほど。しかし、それだけ臨場感があり、怖かったと言う点では傑作です。ホラー系が好きな人には本当におすすめの作品です。

この映画の見所の一つ目は、謎ときです。各部屋にめぐらされたトラップを見破ることも重要ですが、部屋にある数字がヒントになっていることがあります。一人ひとりの強みが先へ進むキーとなってくるのですが、デヴィッドという独身男性の存在がグループの心理状態をかき乱します。極限状態で心理を平衡に保ち、かつ知恵を総動員させると言う状況は、恐怖以上の何物でもありません。

数学ができればもっと面白く見られたのかなぁ……と考えないこともありませんが、それでも心臓の心拍数の上がりようがひどい映画でした。脱出の結末はぜひ実際にご覧になってみてください。

 


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