中国人刑事とロス市警のコンビが誘拐事件に挑む
■作品名ラッシュアワー
■監督
ブレット・ラトナー
■主演
ジャッキー・チェン、クリス・タッカー
■DVD/Blu-ray発売元
ワーナー・ホーム・ビデオ
■おすすめの理由
グローバリゼーションが推し進められた現代では、身分を証明するパスポートを持ち、いくばくかのお金があれば飛行機に飛び乗ってひょいと異国にいけます。
また、現地に実際に行く時間がなくとも、ネットを介せば何千キロも離れた場所のライブ映像を見ることも可能ですし、メールで瞬時にやりとりできる。
そんな現代ならば異文化交流、相互理解は進むと思うのですが、なかなか難しいのが現状のようで。とくに事件や事故が起こった時にそれが浮き彫りになり、そのギャップを考えさせられつつ楽しめるのが、この「ラッシュアワー」だと思います。
■あらすじ
ロサンゼルスに住む、中国総領事の娘が誘拐されるという事件が起き、事件解決に総領事は、香港から腕利きのリー刑事を呼び寄せます。同盟国で実際に暮らしている国であっても信頼はしていないよと言う態度ですね。
それにFBIが待ったをかけリー刑事のサポート役として、ロサンゼルス市警のカーター刑事に依頼することになり……。
リー刑事役のジャッキー自身は、「アクションも納得いかないし、アメリカの笑いは分からん」とブログで書いてしまうほど、この映画を好きではなそうです。
でも、リー刑事は英語を話せないと勘違いして、カーター刑事役のクリスタッカーが好き勝手しゃべるシーン。そしてエドウィン・スターの「War」に合わせて、二人が踊りながら闘う場面など、息ぴったりに見えてとても楽しい映画ですので、貴方もぜひ一度ご覧下さい。