トム・クルーズが初めて映画プロデューサーに挑戦
『ミッション・インポッシブル』
■監督ブライアン・デ・パルマ
■主演
トム・クルーズ、ジョン・ボイト、エマニュエル・ベアール
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
■おすすめの理由
1990年代には数多くのアクション映画が製作されたわけですが、その中でもシリーズ作品として、今でも続いているのがこの「ミッション・インポッシブル」です。お勧めの理由は、主演のトム・クルーズが映画プロデューサーに初挑戦していること、スパイ大作戦との違い、トム・クルーズの華麗なアクションです。
トム・クルーズが映画プロデューサーに初挑戦
今作のミッション・インポッシブルは1996年に劇場公開されて大ヒットしました。また、主演のトム・クルーズが初めて映画プロデューサーに挑戦したことでも話題になりました。トム・クルーズは1992年に映画製作会社「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」を設立しており、今作がその第1作となります。また、トム・クルーズはこの映画に相応しいと思う監督を自分で選びました。ミッション・インポッシプルシリーズは2012年までで4作品ですが、マイノリティ・リポート・ラストサムライ・宇宙大戦争といった作品もこの映画製作会社によるものです。
スパイ大作戦との違い
ミッション・インポッシブルには原作『スパイ大作戦』があり、そのリメイクが映画バージョンとなります。そのため、スパイ大作戦と視聴していれば、色々な違いを楽しめます。ただ、オリジナルと違う設定も多く、今作の意外な裏切り者に原作ファンからの批判もあります。トム・クルーズの華麗なアクション
今作はトム・クルーズの華麗なアクションも魅力的です。CIAの特殊チームで特殊工作に従事しているイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、様々なミッションに挑むわけですが、どのミッションも不可能レベルです。例えば、地面に1歩でも触れたらすぐに警報ブザーが鳴ってしまう部屋に、イーサンは上からワイヤーを使って潜入してCDにデータをコピーするミッション。蜘蛛のように脚を開いて、空中でキーボードを叩くトム・クルーズの格好が面白く、今でも鮮明に覚えています。もちろん、激しいカーチェイスシーンや、敵と殴り合うシーンなどもあり、見所満載です。