ケンウッドはメディア対応力に優れる

メディア対応力を重視するなら、ケンウッドがトップクラスといえる。とくに上位機種のMDV-Z700はCD/DVD、地デジはもちろんのこと、USBメモリー等のUSBでバイス、SDカードなど、多彩なメディアに対応しているうえにUSBポートは2基装備。再生可能なフォーマットもほかでは未対応のFLACやVerbisに対応するなど、もっとも多彩だ。
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ケンウッドMDV-Z700。メディア対応力はピカイチ

別売ケーブルによりHDMI接続やMHL接続にも対応しているので、iPhone/Androidのスマートフォンの動画も再生可能。ナビで再生したCDの音楽を内蔵メモリーへ4倍速で録音できるCDダイレクト録音機能もある。

とはいえ、他のモデルもUSBポートを備え、iPhoneやUSBデバイス等を差し込んで音楽の再生が可能。対応フォーマットがメーカーによって異なるので、購入前には再生可能なメディアや対応フォーマットをしっかりと確認しておくことをおすすめしたい。

調整能力はダイヤトーンかカロッツェリア

調整能力はダイヤトーン・サウンド・ナビとカロッツェリア・サイバーナビがトップクラスだ。ダイヤトーンの最新モデル、NR-MZ80シリーズは64bit DSPの搭載により、一般的なIIR方式ではなく、調整後も音質劣化の無いアジャスタブルFIR方式での演算ができる。よりきめ細かいイコライザー調整をしたいなら上級のPREMIモデルだが、スタンダードモデルでも十分な調整が可能だ。
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ダイヤトーンNR-MZ80は音質劣化のないFIR方式での調整が可能

サイバーナビはオートタイムアライメント&オートイコライザーが特徴。実際にクルマの車内音響特性を測定した上で、最適な音響が得られるように自動調整を行うため、手軽に個々のクルマを最適な音響空間に仕立てることができる。一般的に、調整にはそれなりのスキルが必要だが、サイバーナビのオートタイムアライメント&オートイコライザーを使えば、そのスキルは不要だ。
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カロッツェリア・サイバーナビ。自動で最適な音響に調整してくれる

発展性は、外部パワーアンプを接続するためのプリアウトを備えているかが重要。先に挙げた4メーカーの中では、アルパイン以外はプリアウトを備えており、必要に応じてパワーアンプを追加するなどのシステムアップが可能だ。とはいえ、最近のカーナビの内蔵アンプは年々、質が高まっているので、外部アンプを増設しなくても、十分にいい音で音楽が楽しめるモデルが多い。