音楽好きならAV機能重視でカーナビを選びたい
カーナビ、とくにAVナビの機能は、道案内だけにとどまらない。音楽を聴く、DVDや地デジを見るなど、音楽や映像を再生するのも、重要な機能である。おそらく、ほとんどの人はカーナビに道案内をさせている最中も、音楽を聴いているだろう。利用時間は圧倒的に、AV機能のほうが長いのだ。
それならば、道案内の機能よりも、音楽や動画の再生能力を重視してカーナビを選ぶ手もあり。音楽好きならなおさらだ。いい音で音楽を聴けば、渋滞にハマってもそんなにイライラせずに済むし、逆に音楽を聴くために遠回りして帰ろうと思うときさえある。音楽好きにとって、カーナビといえども、AV再生の能力は重要だ。
音の良さ、メディア対応、調整、発展性の4つがポイント
では具体的に、なにを重視すればいいのか。まずは、素の音の良さ。次にメディア対応力。ほかに調整能力、AV機器としての発展性といったところである。素の音の良さは、音楽を心地よく楽しみたいなら、もっとも重視したい部分。メディア対応力はCD/DVD、ラジオ、地デジなどに加え、どのようなメディアや音楽ファイルを再生できるかで、多いに越したことは無い。調整能力は、音楽を再生する空間としてはけっしていい環境とはいえない車内で、音響を整えるために重要。AV機器としての発展性は、のちのち外部パワーアンプを追加するなどのシステムアップを考えた時に、どこまで対応できるかだ。