意外と多い!ネット銀行についての誤解

ネット銀行への誤解が解ければ、身近に感じられるかもしれません。

ネット銀行への誤解が解ければ、身近に感じられるかもしれません

ネット銀行とは、基本的に店舗がなく、インターネット上で取引する銀行のこと。対面店舗がない分、経費が削減されて金利がアップするほか、手数料が安かったり無料になったりと、お得な点がたくさんあります。

主なネット銀行としては、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、じぶん銀行などが挙げられます。

でも、「ネット銀行って、○○できないんじゃない?」という誤解も多いもの。そこで、ガイドがネット銀行未経験者から実際に質問を受けた中から、特に多くの人が誤解しがちなことを5つ、お伝えします。

誤解1:キャッシュカードがなく、現金の入出金ができない

「ネット銀行」という名前から、すべてネット上でやりとりすると勘違いしている人が多いようです。現金を引き出す際は、「ネット上で、大手銀行の口座に送金して、その大手銀行のATMから引き出すの?」と質問されたことがありました。

いえいえ、ネット銀行でもキャッシュカードは発行されます(ごく一部、キャッシュカードがない銀行もあり)。キャッシュカードを使って、ATMで現金を入金したり、引き出したりすることができます。

誤解2:ネット銀行のお金を引き出すのは大変

「ネット銀行のお金を引き出すといっても、そもそも店舗はなさそうだし……」という声も聞きます。しかしネット銀行は、コンビニや大手銀行などのATMと提携していて、むしろ大手銀行よりも使い勝手がいい場合があります。

たとえば住信SBIネット銀行なら、セブン銀行、ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATM、ビューアルッテのATMが使えます。セブン銀行は、入出金は(朝でも夜でも)いつでも手数料無料。ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATMは、預け入れは手数料無料、引き出しは合計で月5回まで無料、6回目からは1回105円。ビューアルッテでは預け入れはできませんが、引き出しはいつでも手数料無料です。

ネット銀行と提携している銀行のATMやコンビニATMが近所にあれば、スムーズに入出金ができるのです。

誤解3:一般的な銀行のように1000万円+利息分が守られない

金融機関が万一破たんした場合、普通預金や定期預金などを合算し、元本1000万円とその利息までが保護される「預金保険制度」。国内のネット銀行は国内に本店があるため、すべてこの制度に加入しています

もちろん、どの大手銀行でもネット銀行でも、絶対に安心とはいえませんので、1つの銀行につき1000万円までの預け入れにしておきましょう。

誤解4:ネット銀行を給与振込口座に指定することはできない

給与振込口座は、大手銀行を指定している人も多いと思います。でも、勤務先によってはネット銀行を指定することも可能です。給与振込口座にするとお得な特典があるネット銀行もあります。

もちろん、勤務先と取引のある大手銀行や地方銀行のみOK、というケースも多いので、勤務先で確認してみましょう。

誤解5:ネット銀行は、何者かに簡単に送金されてしまう

ネット上で管理するネット銀行は、「勝手にお金が送金されてしまわないか心配」というように、セキュリティ上の不安を感じる人もいるでしょう。ネット銀行では、最初にログインIDとパスワードで取引画面を開き、送金する場合は、さらに乱数表の入力が必要になるなど、何重にもセキュリティが強化されています

一般的な銀行も、キャッシュカードと暗証番号が盗まれてしまえば、簡単にお金を引き出されてしまいますよね。したがって、暗証番号の管理はとても大切。同じく、ネット銀行を使う場合も、パスワード等をしっかり管理する必要があります。一般的な銀行かネット銀行かにかかわらず、暗証番号やパスワードを自己管理して、セキュリティを高める必要があるのです。

以上、ネット銀行未経験者&初心者が勘違いしがちな5点をお伝えしましたが、いかがでしたか?「思っていたより、ネット銀行は便利かも!」と思った人もいるかもしれません。次回は、ネット銀行を始める際に気をつけるべきことについて、お伝えする予定です。

【関連記事】

意外と身近!銀行キャッシュカードのスキミングを防ぐ
身近なコンビニから選ぶ、あなたに便利なネット銀行
銀行ATMが使えない!そんな時の自衛策4つ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。