犯罪に巻き込まれないように
携帯のながら歩きは危険がいっぱい!
画面に集中して、周りが見えにくくなってしまい、音も聞こえにくくなってしまいます。階段で転んだり、人や自転車、車とぶつかったり、電車のホームに落ちて、生命の危機につながるケースもあります。このような事故だけでなく、不審者の接近に気が付かないというリスクも高くなります。
■5. 防犯ブザーを所持する
防犯ブザーを所持していても、いざという時に使えなければ意味がありません。手に持つか、あるいはベルトにぶら下げるなど、いつでも使える状態にしておきましょう。また、故障や電池切れがないように、こまめに点検してください。使い方の練習もしておきましょう。また、ブザーが使いにくい場合は、ホイッスルを使うのもいいでしょう。
■6. 早歩きをする
ゆっくりと歩いていると声をかけられやすいので、早く歩く習慣をつけましょう。声をかけられにくいだけでなく、夜道を歩く時間を短縮するという効果もあります。
■7. できるだけ一人にならない
できるだけ一人にならないように、途中まででも、お友達と一緒に帰るようにしましょう。
■8. 話しかけられても立ち止まらない
話しかけられても、立ち止まらずに、「すみません」などと言い、早歩きで歩き続けましょう。「こども110番」など、安全な場所まで歩き続けて下さい。
■9. 駐輪場や路上駐車が多いところは特に注意する
駐輪場はひとけがなく、乗る側も利用者以外はいないと思い込み、乗ることに集中しているので、周りに気を配っておらず、危険です。また、路上駐車が多いところは、不審者が隠れやすい場所なので危険です。
交通事故に合わないように
■10. 夜は昼間以上に車などに注意し、明るい服を昼間以上に車、バイク、自転車などに注意し、道路の横断には特に注意しましょう。暗くなると視界が悪くなり、車やバイクの運転手は歩行者が見えにくくなるので、夜道を歩くときはなるべく明るい色の服を着ましょう。
■11. 反射板(リフレクター)で存在をアピールする
反射板は自動車のライトの光を反射し、運転手に歩行者の存在をアピールできるので、運転手は遠くからでも確認でき、事故防止につながります。 カバンなどにつけるだけなので、とても手軽です。
■12. 自転車に乗るときはライトを点灯する
夜は昼間以上に、車だけでなく歩行者にも十分に注意しましょう。自転車のライトやリフレクターが機能するか、こまめに自転車の点検をしましょう。自転車のライトを点灯することは、向かってくる車や人に、自転車の存在を知らせます。
ペダルが重くなるのを避けたい場合は、ハンドルなどにつける電池式ライトもあるので、薄暗くなったら必ずライトを点灯して走りましょう。
このように、子どもの危険を回避するための警鐘が鳴らされているにもかかわらず、繰り返し、事件、事故が起こっています。度重なる悲惨な事件、事故をニュースで見ても、他人事だと思い、自分の身には起こらないだろうと思っている方もいるのではないでしょうか。いつ、自分が、我が子が、事件、事故に巻き込まれることになるかもしれません。本気になって、未然に防ぐよう、心がけることが必要です。