車の値引き交渉にはちょっとしたコツがある
なるべく車を安く買いたいなら、少しの手間をかけてみては
また、同系列で同じ車種を取り扱ってる場合、たとえばトヨタのプリウスや86(ハチロク)は、トヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツトヨタ店のすべてのチャネルで扱っていますから、競合させて値引きを引き出すという方法あります。
あるいは、ノア、セレナ、ステップワゴン、ビアンテなどのように、目的が同じで客層もかぶる車種を競合させるという方法もあります(でもやり過ぎに注意)。
自動車取得税を節約する方法も
あるいは有名なテクニックで、ディーラーオプションは後付けにして、自動車取得税を節約する、というものがあります。サンルーフなどのメーカーオプションではできませんが、ディーラーオプションなら可能です。車両本体とオプションを別々に購入するということです。ナビなどは価格比較サイトで探して購入
また、ナビやアルミホイールなど社外品でも代替可能なものは、価格比較サイトで探して購入すれば、市販よりも格段に安くなります。私もカーナビはいつもネットで購入し、ディーラーで格安の費用で取り付けてもらいます。後付けのナビは、運転中でも自由にナビ操作ができますし、同乗者も自由にテレビやDVDを観ることができて便利です(でも、わき見運転には注意を)。これらの対応は、ディーラーの営業マンの中には、快くやってくれる人とそうでない人がいますから、融通の利く営業マンに当たるしかありません。でも、そういう柔軟性がある営業マンなら、長く付き合って損はないので、良い営業マンのリトマス試験紙にもなります。
オークション代行業者だと通常より1割ほど安く買える
中古車や新古車を買う場合は、オークション代行業者に依頼すると、普通の中古車屋で買うより、1割程度安く買うことができます。中古車店だと、車を買い取って販売する場合、資金が車で寝てしまいますし、委託販売でも駐車スペースが必要なので、コストがかかります。つまり、その分を価格に転嫁しなければならないために、ちょっと高くなるのです。
しかし、オークション業者は、顧客の要望(車種、年式、走行距離、色など)を聞いて、そのクルマをオークションで探し、代わりに落札する、というのが仕事ですから、手数料だけでコストはほとんどかかりません。その分、安く買うことができるのです。
業販でのオークションですから、必ず希望金額で落札できるとは限りませんし、画像か動画だけで、実車を確認できないのが難点ですが……。
「そんなの面倒くさいよ」という人は普通に買えばよいのですが、少しでも安くしたいと思ったら、ちょっとの手間をかけてみることです。