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家族はボードゲームではありません 「家族ゲーム」

家族には「上がり」もなく、やり直しもできません。平凡な家族の次男の家庭教師を引き受けた主人公。家族の中に組み込まれて行くことに不気味さを感じます。松田優作の格好良さばかりに目の行く映画ですが、家族の中で親のあり方を考えるために必要な作品です。

投稿記事

横長一列に並んで食べる家族の食卓

 

 

■作品名
家族ゲーム(1983年)

■監督
森田芳光

■出演
松田優作、由紀さおり、伊丹十三、宮川一朗太

■DVD販売元
パイオニアLDC

■私がすすめる理由 
家族は「人生ゲーム」のような「上がり」があり、何度もスタートができ、やり直しのきくボードゲームではなく、「上がり」のない、やり直しのできない『家族ゲーム』です。
ちなみに1983年は日本版のオリジナル「人生ゲーム」が発売された年です。

団地に住む平凡な家族。優秀な長男。高校受験を目前とした落ちこぼれの次男に家庭教師を雇った。人の家族などどうでもいい無名大学の七年生の主人公だが、家庭教師を引き受けたことで、家族の中に組み込まれて行くことに不気味さを感じます。

観る者に強い印象を与えた横長の食卓に家族が一列に並ぶ食事シーン。
家族が題材の映画なので、家族がそろって登場するのはダイニング。
四角いテーブルを横に展開させました。でも、四角いテーブルに向かい合って座っても面白い画にならないですね。

松田優作の格好良さばかりに目の行く映画ですが、家族の中で親のあり方を考えるために必要な作品です。


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