ダンサーがいっぱい!実際のオーディションの様子を舞台にしたミュージカル
■作品名コーラスライン
■監督
リチャード・アッテンボロー
■出演
マイケル・ダグラス、アリソン・リード
■DVD発売元
ジェネオン・ユニバーサル
■あらすじ
コーラスラインは、舞台にひかれた一本の線、
コーラスダンサーと役付きを別ける線。
役はなく、ただ後ろでバックダンサーとして踊るだけ……。
ブロードウェイの売れっ子ディレクターのザックは、
新しいショーのためコーラスダンサーを選ぼうと、
オーディションを行なうことにした。
最初は沢山のダンサーが、順番に踊るという方法で
ダンスの基礎のないものを容赦なく落としていく。
その中から踊れる17人を選び出す。
ザックはその17人にさまざまな質問を浴びせ、
その人物の持つ内なる背景を浮き彫りにしていく。
一人一人が語るそれぞれの人生。
境遇・家族・友人関係は複雑。
それでも、役が欲しい、舞台に立ちたいと夢見て
毎日レッスンして、オーディションを受け続ける
そんな苦しい内なる自分をせつせつと訴える。
そんなオーディション会場にキャシーがいた。
彼女はザックと恋人同士だったが、彼を捨てて出ていった。
一度でも主役を張った人間がコーラスに耐えられるはずがない、と。
ザックは彼女に無理だから、帰るようにという、
しかし彼女は、自分にはダンスしかないとザックに懇願する。
ザックとキャシーの複雑な関係も、まだ終わってないようだ。
それぞれが、内なる自分をさらけ出し、
自分を語るうちに、共感したり、励ましたり
なんとなくみんなの中に仲間意識が芽生えてくる。
やがて、この中から、8人のダンサーが選ばれる。
■おすすめ理由
「実力主義」のショウビジネスの裏側を、そのまま舞台にした作品。
いつもは表しか見れない舞台の裏側にスポットをあて、
合格した者としなかった者との明暗がくっきりと浮かびあがる。
日本では劇団四季で上演されている。
初演のメンバーはザックが浜畑賢吉、キャシーが前田美波里、
飯野おさみ、市村正親らが出演などの豪華メンバー。
(市村さんはゲイボーイの役だった)
長くロングランしているミュージカル作品、主題歌の「one」も、有名