輝き続けるものが必ずあると信じて生きる
『アウトサイダー』(1983年)
■監督フランシス・コッポラ
■主演
C・トーマス・ハウエル
■主題歌
スティービー・ワンダー
■DVD/Blu-ray発売元
ジェネオン エンタテインメント
■おすすめ理由
1967年に当時17歳だったS.E.ヒントンが発表して依頼、アメリカの若者達に絶大な支持を得ていた原作の映画化。
主演のC・トーマス・ハウエルをはじめ、マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、ダイアン・レインなど錚々たる顔ぶれで、その他にも少しだけですが、トム・クルーズなどもでています。
後の多くのスター達を輩出した豪華な俳優陣ですが、コッポラ監督の青春ものとしても注目度が高いです。
■あらすじ
両親を事故で失い兄達と暮らす14歳の少年が、心の行き場の無い孤独の中で、不良少年グループの中で友情と絆を見付けてながらも、少年グループ同士の抗争や仲間の死を通し、傷つきながらも成長していく物語。
「Stay Gold」というフレーズが作中で重要なポイントで使われていますが、あらがえない環境の中で純粋な魂が傷付き、決定的に失われていく中にも、輝き続けるものが必ずあると信じて生きる……。この作品を映画館で観た当時は若かった出演者達よりも更に年下でしたが、今でも最も忘れられない青春映画の一本です。