映画/口コミでおすすめのSF映画(洋画)

ロボットになった警察官の苦悩「ロボコップ」

「ロボコップ」は、単純にロボットになった警察官のヒーローストーリーではなく、利益追求のために生み出された背景や、記憶がちらつくことで苦しむロボットの心情などもきちんと描かれています。「こんな社会にはしてはいけない」という警告のようなメッセージも伝わってくる作品だと思います。

投稿記事

近未来の犯罪都市で開発されたサイボーグ警官

■作品名
ロボコップ (1987)

■監督
ポール・バーホーベン

■主演
ピーター・ウェラー ナンシー・アレン

■DVD/Blu-ray発売元

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

■おすすめの理由
1987年に公開されたこの映画は、低予算で製作されたのにも関わらずヒットし、2や3の続編は作られただけでなく、アニメやテレビシリーズなども製作された作品です。

■あらすじ
舞台は近未来のアメリカ、デトロイト。

犯罪都市と化したこの地では、巨大な複合企業であるオムニ社によって、警察が経営されていた。

都市開発のために犯罪を一掃しようと、サイボーグ警官のロボコップ開発に乗り出す。

一方、南署で働く刑事のマーフィー(ピーター・ウェラー)は、強盗一味を追いかけ廃工場へと追い詰めるが殺されてしまう。

オムニ社の社員が、亡くなったマーフィーの身体を土台にロボコップを作る。

もちろん、ロボコップとして蘇ったマーフィーに人間の時の記憶はないが、少しづつ……。


バイオレンスなシーンも多く、公開された国によってはかなり暴力シーンはカットされているようです。

単純にロボットになった警察官のヒーローストーリーではなく、資本主義アメリカの行き過ぎた利益追求のために生み出したロボットという背景や、人間であった時の記憶がちらつくことで苦しむロボットの心情などもきちんと描かれています。

バイオレンス、正義、復讐、哀しみ……色々な要素が織りなされた「こんな社会にはしてはいけない」という警告のようなメッセージも伝わってくる作品だと思います。


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