ジャック・ニコルソンの演技力とキューブリック監督の演出の巧みさが光る作品

■作品名
シャイニング (1980)

■監督
スタンリー・キューブリック

■主演
ジャック・ニコルソン

■DVD/Blu-ray発売元

ワーナー・ホーム・ビデオ

■おすすめの理由
「シャイニング」の原作は、スティーブン・キングですが、大筋は一緒ですが映画はちょっと違っています。

ジャック・ニコルソンの桁外れの演技力で、ぐいぐいと引き込まれ、まるで自分も雪山のホテルの一室にいるような恐怖を味わえます。

■あらすじ
ロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。

雪の多い冬期には閉鎖するため、その間の管理人を募集している。

小説家志望のジャック(ジャック・ニコルソン)は、執筆活動に集中できるとその職に申し込み、妻のウェンディと息子のダニーを連れ住み込む。

しかしそのホテルは以前、管理人は精神を蝕まれ家族を斧で殺し、自分も自殺をしたといういわく付きの物件。

ジャックは全く気にしないが、ダニーは「何かがいる」と気がつく……。

誰もいない広いホテルの中で、ジャックと妻、息子の三人の生活が始まるのですが、思うように執筆が進まないためにイライラを募らせて行くジャック。

そんな夫に不安を感じるウェンディ。

「シャイニング」という特殊な能力を持っているために、「この世のものではない」ものを見てしまうダニー。


息苦しくなるような、緊張感の中、少しづつ尋常ではなくなっていくジャック・ニコルソンが恐ろしいこと……。

モンスターなどは出てこないのですが、彼は精神を蝕まれホテルにいる「何ものか」に取り込まれて行くさまは、やはり演技力の素晴らしさとキューブリック監督の演出の巧みさでしょう。

狂気のようにジャックがタイプライターを打ち続けている紙を見た時の奥さんの衝撃……。こちらにも伝わってきて、一緒になって手に汗を握る思いでした。

音楽や効果音もよくできていて、最初から最後まで緊張状態が続くので飽きること無く、一気に観ることができます。

終わってから、全身の力が抜けるようなそんな迫力のある作品です。



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