映画/口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)

文武両道の男が恋に右往左往「愛しのロクサーヌ」

スティーヴ・マーティンが制作と脚本、主演を務めたロマンチックコメディ。文武両道の男がコンプレックスに悩みながら恋に右往左往する姿を、ちょっぴり哀愁を漂わせながらユーモラスに描いています。今回の作品が彼の方向性を決め、この後に面白い作品が続きます。年を重ねるほどにいい役者さんになっています。

投稿記事

スティーヴ・マーティンが哀愁を漂わせながらユーモラスに演じた作品

■作品名
愛しのロクサーヌ (1987年)

■監督
フレッド・スケピシ

■脚本
スティーヴ・マーティン

■出演
スティーヴ・マーティン、ダリル・ハンナ

■VHS販売元
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

■おすすめ理由

前年に封切られた『リトルショップオブホラーズ』で強烈な印象を残したスティーブマーティンが制作と脚本、主演を務めたロマンチックコメディ。
有名な戯曲シラノドベルジュラックをリメイクした作品です。

■あらすじ
消防団長のC・Dベイラズは町のみんなから愛される人気者、頭も切れるが腕も立つ。
しかしそんな彼にも大きなコンプレックスがあった。
鼻が異常に大きく上を向いているのだ。

C・Dは研究の為、町にやって来た美人天文学者ロクサーヌと知り合い恋心を抱く。
しかしコンプレックスがある彼には言い出せる筈もなく悶々とするだけ。

そうこうするうちに新しく赴任してきたハンサムで若い消防士クリスも
ロクサーヌに一目惚れ、心ならずもC・Dがクリスとロクサーヌの
恋の橋渡しをする事に。
知性に欠けるクリスのために手紙の代筆をするわ、
口下手のクリスの変わりに遠隔操作で愛の言葉を囁くわ、と至れり尽くせり。
しかし自分のしている事に疑問を持ったC・Dは、
ついにロクサーヌに告白をする決心をする!
さて、その結末は!?

ロクサーヌに扮するのはスプラッシュでブレイクした後のダリル・ハンナ、
それはもう匂い立つような美しさです!

スティーブは持前のオーバーリアクションを抑え、文武両道の男が
コンプレックスに悩みながら恋に右往左往する姿をちょっぴり哀愁を
漂わせながらユーモラスに演じています。
酒場で鼻の事をからかわれて放つ自虐ネタ20連発はスティーブの真骨頂!

さすがサタデーナイトライブ出身って感じです!

個人的にも大好きなスティーブマーティン『サボテンブラザーズ』などの
ドタバタもいいのですが、今回の作品が後の彼の方向性を決める
きっかけになったような気がします。

この後『バックマン家の人々』『花嫁のパパ』『わが町』など面白い作品が続くんですよね!

脚本はもちろん小説も書く才人スティーブ・マーティン。
年を重ねるほどにいい役者さんになっています。



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