24歳のトム・クルーズが魅せる名作映画
■作品名トップガン
■監督
トニー・スコット
■主演
トム・クルーズ
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
■おすすめの理由
1986年公開のこの映画は、ハリウッドのキング、トム・クルーズ氏の出世作と言われています。
現在も第一線で活躍し、さすがスターと言うべきか、50歳を過ぎてなお、アクションを自らこなすたくましい体とシャープなフェイスラインを保っている彼は当時24歳。いや~若いですね。あどけないとすら言える、ぴっちぴちの若いパイロットを地でいっています。
■あらすじ
まるで戦闘機のF-14トムキャットと競争するように、HOTな音楽に乗せてバイクで爆走する主人公(トム・クルーズ)。
最新鋭の戦闘機であろうと手足のごとく扱い、アクロバット飛行で逆さまになって、国籍不明といいながらたぶんソ連を(そう!当時はまだ冷戦時代でしたから、ロシアではなくソヴィエト連邦)想定した、ミグ戦闘機のパイロットををからかう。
そして、美人でひと癖もふた癖もありそうな、美人の教官とのロマンス……。
相棒のレーダー要員、グースの奥さん役のメグ・ライアンとのほろりとくるシーンもあり、ヒットする要素満載のこの映画は、映画館で見られませんでしたが、テレビの洋画劇場で何度も見て、素直にかっこいいなと思えました。
なんと言いましょうか、「アメリカ」を感じます。
戦闘機とは結局戦争の、人殺しのための道具であり、沖縄の基地問題や墜落事故のニュースを聞くたび、眉をしかめ複雑な思いにかられてしまいますが。
この映画を観る間だけは、そう言ったことしばし忘れ、機械ってすごい、人間てこんなものを作れるんだなんて感動し、音速の巨大なおもちゃで楽しむスターを堪能できると思いますよ。