閉鎖登記簿
【へいさとうきぼ】土地の合筆登記や建物の滅失登記などにより、従前の登記が効力を失ったときにはその登記簿は閉鎖される。また、近年は登記事務のコンピュータへの移行により、従前の紙による登記簿が閉鎖された。
これらの閉鎖された登記簿についても、閲覧のほか、手数料を支払うことで謄本や抄本を取得することができる。
昔の地目や用途など土地の過去の履歴を調べるときには、閉鎖登記簿を調べることが有用。明治時代まで遡って確認できる場合もある。
「閉鎖登記簿」についての用語解説です。不動産の過去を調べるときに、閉鎖登記簿が大いに役立つこともあります。(2017年改訂版、初出:2006年8月)