美術館/美術館レビュー

下町をぶらり、「森鴎外記念館」でしっぽりデート

千駄木駅に「森鴎外記念館」があります。外観は要塞のような佇まいで、入り口の扉の高さがとっても高くてカッコいいです。館内には、森鴎外の優しきパパとしての姿などが伝わる展示物に微笑ましくなります。下町歩きと併せて楽しめる美術館デートいかがですか?

投稿記事

下町歩きと併せて楽しめる美術館デート

 

 

■施設名
森鴎外記念館

■おすすめポイント

東京の下町人情や下町の面影残る千駄木。
駅から歩いて10分程度の場所に森鴎外記念館があります。

駅周辺からはどこからともなく、焼き栗の香ばしいにおいや、おせんべいの焼けるにおいなど、
下町風情を存分に感じなが歩いて、団子坂を上がると突如あらわれる「森鴎外記念館」。

住宅街の中に自然と溶け込んでいるけれども、外観は要塞のような佇まいです。

陶器二三雄氏が手掛けた建築で、建物は殆ど全て職人の方々の手作りで出来ているそうです。

まず、驚くのは入り口の扉の高さがとっても高くてカッコいいのです。
共用部は撮影OKとのことでしたので、カメラが好きな方は持って行くことをおすすめします。

 

 

 

 

この建物の敷地は森鴎外の旧居「観潮楼」の跡地で、1892年から、亡くなる1922年まで
ここで過ごしたそうです。昔この場所に住んでいたのか~と所々で感じられる記念館。

館内には観潮楼に関する模型や、森鴎外の優しきパパとしての姿などが伝わる展示物に微笑ましくなります。とても子どもたちを愛していた鴎外は、最愛の子どもたちに「パッパ」と呼ばれていたそうです。

2Fにはライブラリーや外を見下ろせる休憩室もあるのでそちらも必見です。

1F入り口付近には、まるでホテルの受付のようなカッコイイ佇まいのミュージアムショップが
あるので思い出の品を見つけてみてはいかがですか?

また、1Fではカフェでお茶もできます。
カフェからは鴎外が座り、幸田露伴、斎藤緑雨とともに写った写真で知られる
「三人冗語の石」が見えます。

下町歩きと併せて楽しめる美術館デートいかがですか?


■森鴎外記念館
住所:東京都文京区千駄木1-23-4
電話番号:03-3824-5511
入館料:一般 300円、中学生以下 無料
開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)
休館日:第4火曜日、年末年始
アクセス:東京メトロ千代田線「千駄木」駅1番出口徒歩5分
HP:moriogai-kinenkan.jp/

※データは記事公開時点のものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます