証券会社・ネット証券会社/証券会社、ネット証券の選び方

投資信託の購入時にかかる手数料はどこも同じ?(2ページ目)

同じ投資信託(ファンド)でも、販売手数料は取り扱う販売会社によって違います。販売手数料を検索する便利な方法や、販売手数料は安ければ安いほどよいのか、といった点を解説します。

市川 雄一郎

執筆者:市川 雄一郎

証券会社・ネット証券会社ガイド

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販売手数料だけでは決められない

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手数料だけで決められない部分とは?

確かに、投資家にとって販売手数料は低いに越したことはありません。購入時に数パーセントの手数料を支払うか否かは、販売会社を選択する上でのポイントであることは間違いありません。

購入後にかかった手数料分、投資信託の基準価額が上がるか、普通分配金による利益がそれを上回るなど、総合的に見て購入時よりも手数料分の利回りが取れないと損失が生じてしまうためです。

ネット証券は手数料が安い傾向にありますが、資産管理をネット上で自分でできる人や、購入から売却まですべて自分で判断できる人に向いています。買い時や売り時を相談しながら運用したい人なら、手数料はかかっても、総合証券などで購入するのも一つの手です。いつでも相談できるのはもちろん、価格変動が大きくなったら担当者から連絡をもらえるようお願いしておける、といったメリットもあります。

株式や投資信託を使って資産運用を行う上では、資産管理を自分だけでできるのか否かもポイントになります。数パーセントの販売手数料には、このような目に見えないメリットがあります。特に、投資初心者にとって、この「相談できる」というメリットは大きいでしょう。こういった点もふまえて、販売会社を考えるようにしたいものです。
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