子供が挑戦するチャンスを奪わないで見守ること
子どもに吃音があったので、言葉をつかえて伝えるまでに時間がかかってしまい、つい子どもの言葉を代弁してしまうことが多くなっていました。先日、息子とバッティングセンターへ出かけた時に、お店の人にチケットをくださいと言おうとして口ごもっているので、つい私が「チケット5枚ください!」と先回りして言ってしまった所、店員さんが子どもに向き合い「僕、何か言いたい事があったんじゃないの?」と聞いてくれハッとしました。
息子は「……右の機械が壊れています……」と店員さんに伝えました。
そうです。私が子どもの言葉を奪って話すきっかけを無くしてしまい、伝えたい事も伝えられない事があったのだと気がつきました。
言葉だけでなく、行動についても時間がない時などにはつい、先回りして世話をやいてしまったりします。
そうする事で、息子が挑戦するチャンスをことごとく奪ってしまっているのだと思いました。
どんなに失敗して後片付けが大変な事になってもいい、例え言葉が上手く出てこないで伝えるまでに時間がかかってしまってもいい、これからは子どもの成長のチャンスを奪わず、何でも黙ってゆっくり見守っていこうと思っています。