胎動は初めてはっきり出している自分の意思
気づいたのは、6ヶ月の中ごろでした。毎日、胎動はまだか?と待ち望んでいたのでお腹の横の方でポコっと小さな空気が動くような感覚をはっきり覚えています。あえて例えるならば、ガムを噛んで小~さな風船を作ってポコっと割ったような感覚がお腹の中で起こる感じ。
一度始まれば、成長と共にどんどん大きくなっていって、本当に最後は映画「エイリアン」みたいです。自分の意思とは全く関係なく、突然ギュイーンと横っ腹から足が飛び出てきたりします。お腹を違う生物に乗っ取られた気分になります。
でも、イメージでしかなかった子どもが、初めて自分の意思をはっきり出しているのが伝わり、内側から押される違和感は私にとって、楽しみでとても嬉しいものでした。
感動する映画をみると、ドンドン!と叩かれたりしたので、繋がっているのかな?とも思いました。
臨月にはぴょこぴょこ飛び出す足をこちらもポンポン叩き返してモグラ叩きみたいに遊んだりもしました。生まれる前には動くスペースもなくなって動けなくなり、一時的に胎動がおさまりますが、動けるマックスの時には、お腹の皮を突き破ろうかとしているほど、動く子でした。
赤ちゃんが出てきてびっくりしたのが、お腹の中と全く同じ動きをする事!本人なので、当たり前ではあるのですが、ピーンと足をはって伸びをしたり、足で蹴る姿は「お腹の中でこれやってたのか!」とリアルに動きが合致します。
胎動をよく覚えておくと、出てきた時に、「あの時の蹴りはこのポーズだったのね~」と楽しいですよ!