バイクの免許の種類は七つ

現在バイクの免許の種類は七つあります。もともとは、原付、小型限定普通自動二輪、普通自動二輪、大型二輪の四つしかなかった物が、小型、普通、大型それぞれにオートマ限定が追加されました。バイクは排気量の違いで、交通規則が違ったり、車検の有無があるため、きちんと確認しておきましょう。

<目次>  

1:原付免許

 
ホンダの名車 スーパーカブ

ホンダの名車 スーパーカブ

維持費も安く、最も多く販売されている為、中古が多く、安く買うことが可能な最も気軽に乗ることが出来るバイクです。原付免許は教習所で取得することは出来ません。試験場でのみ取得することが可能です。

運転できる車両は50cc以下の排気量の車両です。オートマ、マニュアル両方を運転することが出来ますが、50cc以下の車両のほとんどは、スクータータイプのオートマ車両です。

他のクラスの免許はオートマとマニュアルの免許が分かれていますが、原付免許に関しては分かれていない為、原付免許を持っていれば、50cc以下の、オートマ、マニュアルどちらの車両も運転可能です。免許取得方法は学科試験のみです。学科試験に合格すると、実技と技能講習を三時間受講することになります。

そのため、試験に臨む際には、試験に合格した後の事を想定して、技能講習に適した格好をしていきましょう。靴はサンダルやミュールなどをさけて、スニーカーなど動きやすい靴。服装は、出来るだけ肌の露出がない格好が好ましいといえます。特にハーフパンツやスカートは絶対に避けましょう。

取得可能年齢は16歳以上です。

(原付免許で運転できる主な車両)

ホンダ:トゥディ
ヤマハ:ビーノ
スズキ:レッツ4
 

2:小型限定普通二輪免許 3:AT小型限定普通二輪免許

 
通勤快速の代表格 アドレスv125

通勤快速の代表格 アドレスv125

最高速度は100キロ前後で、車の流れにのって走ることも充分可能な125cc以下のバイクに乗ることアが可能な免許です。

また、AT小型限定普通二輪免許は、125cc以下のオートマの車両を運転することが可能です。

50cc以上90cc以下の車両は黄色のナンバー、90cc以上125cc以下の車両はピンクのナンバーになります。このクラスの車両は通称「原付二種」と呼ばれ、現在最も車両の販売台数が伸びている勢いのあるクラスです。各メーカーから新モデルが続々と登場しています。

小型限定普通二輪免許から上の排気量の免許に関しては、教習所で教習を受けることが出来ます。また、教習所の卒業検定に卒業すると、試験場での、技能試験、取得時に受ける技能講習3時間、応急救護講習3時間が免除されます。

教習所の費用の相場は、
  • 小型限定自動二輪15万円前後
  • 普通自動二輪18万円前後
  • 大型自動二輪30万円前後
となります。

※他の免許を既に取得している場合には、金額は大きく変わります。

学科試験は必要になりますが、車の免許を持っている方は、学科試験も免除になりますので、教習所を卒業すれば、免許の書き換えだけでOKです。

以前に免許を取得しており、なんらかの理由で失効してしまった場合には、教習所に行かず、試験場で一発試験に臨むのも手ですが、そうではない場合には、教習所に通い基本をきちんと習うことをお勧めします。

前述したとおり、このクラスは最も販売台数を伸ばしているクラスです。メーカーが魅力的な車両を次々に投入してきています。原付と違い、30キロの速度制限がなく、一般道では、車と同じ速度制限で走れ、二段階右折の規制もなく、二人乗りが可能ですので、色々な場面で使用可能です。

私も一台所有していますが、娘のオムツを買いに行ったり、ツタヤにCDを返しに行ったりするとき以外にも、片道30キロの会社への通勤などにも使えてしまう万能選手です。

※スーパーカブ110はギアがついていますが、クラッチの操作が必要ない為、免許の区分としては、AT小型限定普通二輪免許で運転可能です。

(小型限定普通二輪免許(AT含む)で運転できる主な車両)
カブはオートマ免許でも運転可能!

カブはオートマ免許でも運転可能!

ホンダ:PCX
ヤマハ:シグナスX
スズキ:アドレスV125
カワサキ:Dトラッカー125

取得可能年齢は16歳以上です。

 

4:普通二輪免許 5:AT限定普通二輪免許

教習車でも使われるホンダ CB400SF

教習車でも使われるホンダ CB400SF

このクラスからは、スクーター中心だったものが、一気にいわゆるバイクがメインとなります。移動手段のみならず、趣味としての要素も強くなっていきます。

高速道路を走行することも可能で、長距離のツーリングなども可能な125cc以上、400cc以下の車両を運転することが出来る免許です。

また、AT限定普通二輪免許では、400ccまでのオートマのバイクを運転することが可能になります。

250ccまでは、車検が必要なく、維持費が安く済むため、250cc以下の排気量の車両と、400cc以下の車両で二分化されています。50ccや125ccと比べると、エンジンの排気量が大きくなり、バイク自体も重くなりますので気軽に乗るという感じではなくなります。

小型限定普通二輪免許で運転することが可能な125ccが100キロ前後しかスピードが出ないのに対して、250cc、400ccのバイクは、車種によっては、150キロ以上出せる車種もあります。

一方でリスクも高くなります。あまり考えたくはないですが、バイク自体も重くスピードも出るということは、事故を起こした時に重大な事故になる可能性も高いということです。その為、このクラスのバイクを運転する場合には、最低でも、対人無制限の任意保険に加入することをおススメします。

また250cc以上のバイクは二年ごとの車検が必須になり車検が切れているバイクを運転すると、違反点数6点で即時免許停止。更に30万円以下の罰金を取られてしまうため、注意が必要です。

取得可能年齢は16歳以上です。

(普通二輪免許(AT含む)で運転できる主な車両)

ホンダ:CB400SF
ヤマハ:マジェスティ
スズキ:スカイウェイブ
カワサキ:ニンジャ250R

私はホンダのCB400SFを所有しており、通勤に使用しています。片道30キロ、通勤路の途中には、横風が強い東京ゲートブリッジを通ります。このように長距離の通勤をする場合や横風が強い道を走る場合などには、車両が重いというデメリットは安定感があるというメリットとして生きてきます。
 

6:大型二輪免許 7:AT限定大型二輪免許

大型バイクの代表格 ハーレー

大型バイクの代表格 ハーレー

最高時速300キロ以上の車両も運転することが出来る大型自動二輪免許は、一昔前まで限定解除と呼ばれ、教習所で教習を受けることが出来なかった為、免許を取得する為には、試験場で技能試験を受けて合格しなければなりませんでした。その為、今と比べると、取得は非常に狭き門でもっている人はあまり多くありませんでした。

しかし、最近は教習所で教習を受けることが可能になった為取得する人が非常に増えてきています。排気量1000cc以上のいわゆるリッターバイクをはじめハーレーやドカティなど、海外のバイクも多く存在します。大型のバイクになると、重さも200キロ以上の車体がほとんどになり重いものになると、400キロを超える車体もあります。

しかし、軽自動車が660cc以下の排気量であることと、車重が800キロ前後であることを考えると、大型バイクがどれだけオーバースペックな乗り物であるかがわかると思います。このぐらいの排気量のバイクになると、他のクラスの排気量のバイクに比べても趣味嗜好性が強くなり、単なる移動手段というよりは、趣味の色が強くなります。海外から輸入されているバイクの一部は300キロ以上速度が出る車種もありきちんと自制できる方に乗ってもらいたいクラスです。

エンジンを切った状態でバイクを動かすにも、重くて大変ですので、長距離のツーリングなどがメインの用途になると思いますが、最近は乗り手を選ばない、乗りやすい大型バイクも一部販売されています。

取得可能年齢は18歳以上です。

(大型二輪免許(AT含む)で運転できる主な車両)
燃費が良く収納もついてるNC700

燃費が良く収納もついてるNC700

ホンダ:CB1100
ヤマハ:ドラッグスター1100
スズキ:GSX1400
カワサキ:ゼファー1100
ハーレー:ダイナ ローライダー

私はハーレーのXL1200Rを所有していますが、三台所有しているバイクの中で、最も登場頻度が少ないバイクです。友人とツーリングに行くときなど、長距離走る際に使用しています。
 

バイク免許の種類と費用の相場、取得方法など特色まとめ

排気量 特色 取得方法(場合により異なる) 教習所の費用(無免許の場合) 車検の有無 取得年齢
50cc以下 維持費も安く気軽に乗りやすい 運転免許センターでの学科試験後、実技と技能講習3時間受講   16歳以上
50cc超~125cc以下 車同様に走れ、二段階右折が不要 教習所での教習受講。その後運転免許センターでの学科試験。 15万円前後 16歳以上
125cc超~400cc以下 高速道路走行が可能で長距離のツーリングが行える 教習所での教習受講。その後運転免許センターでの学科試験。 18万円前後 250cc以下は不要 16歳以上
400cc超 長距離のツーリングがメインで趣味嗜好性が強い 教習所での教習受講。その後運転免許センターでの学科試験。 30万円前後 18歳以上

 

自分のライフスタイル、用途にあわせて運転免許証を選択しよう!

では、どの免許から取得するのがお勧めですか? という質問をされるとしたら、私は迷わず、「普通自動車」と答えます。自動車免許を取得すると、原付の免許が付いてきますし、バイクの免許を取得する際には、学科が免除される為、教習所の料金が大幅に減額されます。

その上で、どの免許を取得するかは、あなたのライフスタイルに合わせて考えて見ましょう。移動手段、実用性第一と考えるのであれば、AT普通自動二輪がお勧めです。

なぜなら、この免許で運転することが出来る250cc、400ccクラスのオートマ車両であるビックスクーターは、オートマで運転することが楽であり、更にシートの下には大きな収納がついている車種がほとんどです。

ちょっとした買い物、通勤などに使う用途がメインになるのであれば、小型限定普通自動二輪免許がお勧めです。125ccのバイクは維持費が安く、小回りが利くため、マルチに使うことが可能です。

このように使う用途によって、お勧めできる免許、車両は大きく変わります。自分のライフスタイル、用途にあわせて賢く免許・車両を選択してください。

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