素材も機能も「これでもか、これでもか」のてんこ盛りですが、基本的な使い方・機能は、前バージョンから変わっていません。本記事では、筆王 Ver.18の新しい機能、強化された機能を中心にレビューします。
なお、機能が増えても減ってはいませんので、前バージョンについて私が書いたレビュー記事の内容も、今回のバージョンにそのままあてはまります。あわせて参考にしてください。
よりわかりやすさを求めて改良された住所録
筆王 Ver.18を起動すると、スタートパネルが起動します。慣れているユーザー向けの「多機能モード」、初心者向けの「はじめての筆王」という2つのモードが用意されているのは従来どおりです。今回のバージョンアップで変化したのは、多機能モードの住所録です。デザインも少し変化し、年賀状や暑中見舞いなどの送受信を、より簡単に記録できるようになり、「様」「殿」などの敬称の選択も、大きな文字から選択できるように改良されています。
また、前バージョンでは、アイコン付きのボタンが多かったのですが、筆王 Ver.18では、アイコンの代わりに文字の書かれたボタンが増えているようです。おそらく、「絵だと何を意味しているかわかりづらい」というユーザーの声が反映されたのでしょう。
ただし、ボタンの配置はあまり変わっていませんから、従来のユーザーでも問題なく利用できると思います。
>写真の特殊フィルタと切り抜き機能