意外と面倒でない、布おむつ&おむつなし子育て
紙おむつで育てるのが当たり前、布おむつなんて面倒くさいし、大変に決まっている!と思っている人もたくさんいるかもしれません。私は第1子を生後2カ月から布おむつとおむつなし子育てで育てました。里帰り出産で、新生児の頃は紙おむつで育てましたが、大量に出るおむつゴミと、あっという間になくなって買い足さなくてはならないことにげんなり。おむつの洗濯よりそちらのほうがストレスでした。
時々、おむつをはずしておまるで用を足させてあげる「おむつなし育児」を実践し始めてからは、布おむつの洗濯枚数も減って、ゴミは出ないし、おむつは買わなくてよいし、赤ちゃんのおしりもかぶれない、便秘もしない……と良いことづくしでした。2011年の震災後、紙おむつが店頭から消えた時も、布おむつを使っていたので焦らずに済みました。
自分も紙ナプキンではなく布ナプキンを愛用していたので、布のほうが心地よいことを知っています。我が子に仕方なく紙おむつを履かせた時、柔らか仕立てと書いてある紙おむつだったのに「紙おむつ固い!気持ち悪い!」と言いました。
吸収体で吸ってしまうより、ちゃんとおむつが濡れて気持ち悪い!という感覚を養うほうが、後のトイレトレーニングにも役立ちます。今、子育て真っ最中という人は、一度おむつなし育児や布おむつに関する本を読んでみてほしいと思います。
関連の本は多数出ていますが、『はじめてみませんか 布おむつ&おむつなし子育て』は、実際に布おむつとおむつなしで子育てをした人が実践法をわかりやすく書いているのでおすすめです。
■はじめてみませんか 布おむつ&おむつなし子育て
著者:岸下未樹
出版社:主婦の友社
価格:1260円
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