スペイン/アンダルシア地方

アンダルシア地方(4ページ目)

さんさんと降り注ぐ太陽、陽気な人々、向日葵畑、闘牛やフラメンコといった私たちがイメージするスペインらしい地方が南部スペイン。アンダルシア地方とも呼ばれます。そんなアンダルシア地方で訪れたい街を紹介します。

秦 真紀子

執筆者:秦 真紀子

スペインガイド

アンダルシア地方の街3 コルドバ

パティオと呼ばれる家の中庭

パティオと呼ばれる家の中庭

イスラム教徒に征服されていた8世紀半ばには首都として栄えたコルドバは、今も尚アラブ文化の面影が多く残る情緒溢れる街です。ここでは、10世紀後半に建設された当初は、2万5千人もの信者を収容できる世界最大規模のイスラム教モスクだった、メスキータが見所。約850本ものアーチ状の柱があるボスケ・デ・ロス・アルコス(円柱の森)に注目ください!

また、イスラム時代の要塞として、グアダルキビル川の対岸に建てられたカラオラの塔も必見。内部はイスラム支配下のコルドバ市民の生活を再現した博物館になっています。

ユダヤ人街は、小さな路地に色彩鮮やかな植木の花を壁やテラスに飾った真っ白な小さな家が密集するかわいい地区。ここでは5月初旬から中旬にかけて、パティオと呼ばれる家の中庭コンクールが行われているため、一般の人も登録されているパティオを見学できます。花や噴水で見事に飾られたアンダルシアならではの中庭を見るめったにないチャンス!

<コルドバへのアクセス>
  • マドリッドのチャマルティン駅からAVEで約1時間40分
  • セビーリャからAVEで約40分
【参考サイト】

アンダルシア地方の街4 マラガとコスタ・デル・ソル

ビーチ

南スペインはイギリスの年金生活者も多く住んでいるので、ビーチには外国人の姿も

スペインを代表する世界的な画家ピカソ生誕の地がマラガ。マラガ市と周辺のコスタ・デル・ソルという地域は、青い海が広がり、温暖な気候と陽気な人々が特徴の、スペインが誇る国際リゾート地とも言えます。マラガの街のピカソ美術館を訪れたり、ビーチでのんびりしたり、ミハスやネルハなど周辺の村を回ったりリゾート気分でゆったり過ごせますよ。

ミハスはアンダルシア地方に数々ある、白壁の小さな家が集まるスペインらしい情緒ある村の中でも特に有名な村の1つ。観光客が多いので、土産物店なども多く便利です。

ネルハは、ヨーロッパのバルコニーと呼ばれる小さな展望台から岩場の海岸の景色が楽しめる海沿いの街。海水浴も楽しみたいですね。

<マラガとコスタ・デル・ソルへのアクセス>
【参考サイト】
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