スペイン/アンダルシア地方

アンダルシア地方(3ページ目)

さんさんと降り注ぐ太陽、陽気な人々、向日葵畑、闘牛やフラメンコといった私たちがイメージするスペインらしい地方が南部スペイン。アンダルシア地方とも呼ばれます。そんなアンダルシア地方で訪れたい街を紹介します。

秦 真紀子

執筆者:秦 真紀子

スペインガイド

アンダルシア地方の街1 セビーリャ

セビーリャの春祭り、フェリア・デ・アブリルの模様

セビーリャの春祭り、フェリア・デ・アブリルの模様

アンダルシア地方の首都であり、スペイン第三の人口を誇る街セビーリャ。「セビージャ」や「セビリア」と呼ばれることもありますが、同じ「セビーリャのこと。スペイン最大を誇るカテドラルや97.5メートルあり街を一望できる、ヒラルダの塔などのモニュメントの観光ももちろん楽しいのですが、アンダルシア文化の中心地とあり、フラメンコや闘牛を鑑賞するのに適した街。毎年9月、10月に開催されるビエナル・デ・フラメンコというフラメンコフェスティバルには、世界各地からスペインファンが訪れます。

レアル・マタンサ・デ・カバジェリア闘牛場は、イースター時の開幕一番に闘牛を見たいファンでチケット売り場が列を成す盛り上がりよう!

また、スペイン語でセマナサンタと言うイースターには、スペインで最も盛大で神々しいパレードも行われ、その後4月にはフェリア・デ・アブリルというスペイン3大祭りの1つ、街がフラメンコ衣装の人々と、シェリー酒で溢れる楽しいお祭りが開催されます。

<セビーリャへのアクセス>
  • 飛行機でマドリッドから約1時間、バルセロナから約1時間半
  • マドリッドのチャマルティン駅から特急AVEで約2時間半
【参考サイト】

アンダルシア地方の街2 グラナダ

アルハンブラ宮殿の王宮内にあるアラヤネスの中庭

アルハンブラ宮殿の王宮内にあるアラヤネスの中庭

「グラナダを訪れずして死ぬべからず」とはよく言ったもの。グラナダの街にある、スペインを征服したイスラム教徒最後の宮殿アルハンブラは、13世紀前半に建築されたイスラム文化の宝庫です。宮殿内に施された水の音が美しい噴水や、壁や天井の幾何学模様の透かし彫りなど、当時の職人による手作業のアートが満載。さらっと歩いて見るのではなく、是非壁や天井などの細部をじっくり見てほしい。とても人間業とは思えないような巧妙な彫刻に驚かされるはずです。

アルハンブラ宮殿を訪れた後は、向かいの丘にあるアルバイシン地区から宮殿を見下ろす風景もお楽しみください。真っ白な壁の小さな家々が集まるスペイン南部特有の景色の地区です。

<グラナダへのアクセス>
  • 飛行機でマドリッドから約1時間、バルセロナから約1時間半
  • マドリッドのチャマルティン駅から特急Talgoで約6時間
  • セビーリャからバスで約3時間(運行するALSA社の時刻表
【参考サイト】
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