個性的な3つのバスルーム
1. 娘世帯のバスルームのFIXの天窓。空を眺めながら入浴を楽しめる。 2. 横連窓のある明るい娘世帯の洗面室とバスルーム。床と壁は200mmの磁器タイル張り。 3. 息子世帯のバスルームは壁と床がFRP塗装仕上げ。 4. 奥に深い親世帯のバスルーム。 5. 親世帯のバスルームの縁側。風雨に強いイペ材を使用。 |
それぞれの世帯には独立して浴室と洗面室がありますが、どれも個性的です。
親世帯は中庭に面して引違いのガラス窓になっていて、外に張り出した縁側で涼むこともできます。 息子世帯は大部屋の小上がりの奥の床と壁をFRP塗装での仕上げた舞台のような空間がそれで、バスルームを使うときだけシャワーカーテンで仕切るというユニークな発想です。
娘世帯はバスルームの天井がガラス張り。湯船に浸かりながら露天風呂感覚を味わえる造りになっています。 この家の構造は、世帯ごとに、できるだけ自立して成立できるように構成されています。将来は多世帯住宅や賃貸住宅やシェアハウスに、または一部をアトリエやパブリックスペースとして活用するといった、家族の変化にも同時多発的に対応出来る、ポテンシャルの高い住宅なのです。
◆建築データと建築家プロフィール