パリ/パリのグルメ・レストラン・カフェ

東京に支店も!人気ビストロ、ブールノワゼット/パリ

中心から離れていますが、ヴェルサイユ展示会場からほど近い、人気のレストランをご紹介します。その名も「ブール・ノワゼット」。「焦がしバター」という意味で、聞いただけでも食欲がそそられる店名。東京は銀座にも支店がある、日本に親しみのあるお店です。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

東京にも支店を持つネオビストロ、ブール・ノワゼット

ブール・ノワゼット

アットホームな雰囲気が魅力

ブール・ノワゼット

ディナーメニューは3皿で35ユーロ~

パリの中心から離れていますが、ヴェルサイユ展示会場からほど近い、人気のレストランをご紹介します。その名も「ブール・ノワゼット」。「焦がしバター」という意味で、聞いただけでも食欲がそそられる店名です。

シェフはトゥールダルジャン、ホテルリッツ、ルドワイヤンなどのグランメゾンで経験を積んだティエリー・ブランキ氏で、今流行のビストロノミースタイルを提案しています。日本人の料理人も何人かいるそう。
 
お店は落ち着いたインテリアに暖かみのあるライティング。部屋がいくつかに分かれていて、アットホームな雰囲気です。

 

ブール・ノワゼット

オニオンブレッドとバルサミコ酢入りオリーブオイルは全て自家製

ディナーメニューは前菜、メイン、デザートの3皿ですが、これ以外にも前菜の前にアミューズ・ブーシュ、デザートの後にプチ・フールが出るので実質5皿。とてもボリュームがあって楽しめます。もちろん、アラカルトも可能。

前菜8種類、メイン9種類、デザート7種類とメニュー数も豊富で、定番のものから旬のものやフランスならではの食材を幅広くアレンジしているといった印象です。

 

ブール・ノワゼット

カサゴのフィレのポワレ、胡麻とホウレン草

メインは肉類だと豚のフィレ、子羊の肩ロース、鴨とフォアグラのパイ、うさぎのロースト、リードヴォー、魚類だとカサゴのポワレ、タラのブランダード、ヒメジのフィレといった、フレンチらしい内容。

シンプルながらセンスの感じられる盛りつけで、ワクワクします。前菜は軽め、メインはボリュームがあり、味付けも濃い目でワインが進み、全体的にメリハリが効いています。

 

ブール・ノワゼット

名物イチゴのシャルロットパイ、さっぱりしていて美味!

デザートはイチゴのシャルロットパイが名物らしく、たくさんの人がオーダーしていました。それも納得!大ぶりなのに、クリームが軽くてパイ皮もパリパリ、さっぱりしていてペロリと食べてしまいました。最後のプチフールもコーヒーと相性抜群。

帰り際に「美味しかったです」と言ったら、「東京にもあるのよ」とカードを渡され、初めて東京店の存在を知りました。銀座にあるそうなので、パリに行く予定がない人はこちらへ是非行ってみて下さい。

<DATA>
■Le Beurre Noisette(ル・ブール・ノワゼット)
住所:68, rue Vasco de Gama 75015 Paris
TEL:01 48 56 82 49
営業時間:12:30~14:15、19:30~22:15(金・土曜は~22:00)
定休日:日曜、月曜
アクセス:メトロ12号線Porte de Versaillesより徒歩5分
ランチメニュー2皿22ユーロ、3皿30ユーロ
ディナーメニュー3皿35ユーロ~、アラカルトは前菜12ユーロ、メイン20ユーロ、デザート11ユーロ

ル・ブール・ノワゼット・トウキョウ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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