フランス革命の舞台、コンコルド広場
シャンゼリゼ大通りの東側に位置し、東にはチュイルリー庭園、北にはマドレーヌ寺院、南にはセーヌ川と国民議会がある長方形のコンコルド広場。歴史とともに「ルイ15世広場」「大革命広場」と名前が変遷し、後に「調和」という意味の「コンコルド」という名に落ち着きます。中心にはエジプトから贈られたオベリスクが立ち、南北に2つの豪華な噴水が配置されています。フランス革命時には、ルイ16世とその妻マリー・アントワネットがギロチンにかけられて処刑された場所でもあります。オベリスクの横には、そのことを記したプレートが埋め込まれているのでお見逃しなく。
広場の周りには、かつては貴族の邸宅であった建物を改装したアメリカ大使館、旧海軍省、ホテル・クリヨンなどが立ち並び、豪華な内装は健在。現在は大きな観覧車が立ち、頂上ではパリの街並が見下ろせます。歴史的にも大きな意味を持つ広場なので、凱旋門からはじまりシャンゼリゼ大通りからチュイルリー庭園、ルーブル美術館と一直線上にあるこれらのモニュメントを、じっくりと散歩しながら訪れてみてはいかがでしょう。
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■Hotel de Crillon ホテル・ドゥ・クリヨン
住所:10, Place de la Concorde 75008 Paris
昭和天皇をはじめ、世界の要人の定宿として知られるホテル。併設の2つ星レストラン「レ・ザンバサドゥール」は、数々の有名シェフを輩出している名店です。
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※現在改装工事で休業中、2015年に再開予定