行政書士試験/行政書士のキャリア・開業

資格取得後の独立体験記 第10回「自分を彩る道」

開業して2年が経ち、基礎が固まりつつあると感じた私は攻勢に出ようとします。行政書士業務という商品をどう引き立たせるかが重要になりました。自分自身をプロデュースするという難問に悩まされます。

山本 直哉

執筆者:山本 直哉

行政書士ガイド

はじめに

開業して3年が経ち、業務内容も決まり、基礎が固まりつつありました。私は攻勢に出ようと考えます。そのためには、自分自身をプロデュースする必要があったのです。その難しさを表すために、「自分を彩る道」という題をつけました。

結局、自分を売るしかない

行政書士業務を商品と考えると、多くの場合、商品に大きな差異はありません。ある許認可について、あの事務所なら絶対に許可がもらえるということはないのです。あれば問題です。

つまり、行政書士は商品に差を設けられないということです。新しい商品を開発したとしても、他の事務所が真似をします。業務の性質上、商品を独占する方法はありません。そこで、最終的には自分を売り込むしかないのです。

私が苦手とする分野です。当然、悩みました。そこで私は行政書士以外の士業も含めたホームページの分析をすることから始めました。

弁護士のホームページから学んだこと

まず弁護士のホームページをみました。おそらく士業の中で、最もホームページ作成に費用をかけているはずで、専門業者に依頼して、市場調査やSEO対策をも加味したホームページを作成していると思ったからです。

中堅・大手事務所のホームページは権威に満ちあふれていました。スタイリッシュで、プロフィールには学歴や論文が並び、所属弁護士一覧には有名な学者が顧問として並ぶ。高級品をより高級品にみせていました。桐の箱のようなホームページです。

一方で、個人事務所のホームページは、アンチテーゼからでしょうか、権威を控えめにして、親しみやすさを売りにしているホームページもありました。

このように、士業のホームページは、「権威づけ」と「親しみやすさ」。この2つのバランスで出来上がっていると印象を受けたのです。

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