はじめに

開業して3年が経ち、業務内容も決まり、基礎が固まりつつありました。私は攻勢に出ようと考えます。そのためには、自分自身をプロデュースする必要があったのです。その難しさを表すために、「自分を彩る道」という題をつけました。

結局、自分を売るしかない

行政書士業務を商品と考えると、多くの場合、商品に大きな差異はありません。ある許認可について、あの事務所なら絶対に許可がもらえるということはないのです。あれば問題です。

つまり、行政書士は商品に差を設けられないということです。新しい商品を開発したとしても、他の事務所が真似をします。業務の性質上、商品を独占する方法はありません。そこで、最終的には自分を売り込むしかないのです。

私が苦手とする分野です。当然、悩みました。そこで私は行政書士以外の士業も含めたホームページの分析をすることから始めました。

弁護士のホームページから学んだこと

まず弁護士のホームページをみました。おそらく士業の中で、最もホームページ作成に費用をかけているはずで、専門業者に依頼して、市場調査やSEO対策をも加味したホームページを作成していると思ったからです。

中堅・大手事務所のホームページは権威に満ちあふれていました。スタイリッシュで、プロフィールには学歴や論文が並び、所属弁護士一覧には有名な学者が顧問として並ぶ。高級品をより高級品にみせていました。桐の箱のようなホームページです。

一方で、個人事務所のホームページは、アンチテーゼからでしょうか、権威を控えめにして、親しみやすさを売りにしているホームページもありました。

このように、士業のホームページは、「権威づけ」と「親しみやすさ」。この2つのバランスで出来上がっていると印象を受けたのです。