原価8割増

東京ゲームショウの図

東京ゲームショウなどでも、かなり大きなブースで出展して、お金を使っていた印象のGREE

お気づきの方も多いかと思いますが、売上は微減なのに利益が大幅減している、その理由はなにかと考えれば、コストが増えている、ということですよね。企業が製品やサービスを作り出す為に必要な経費を売上原価といいますが、GREEの売上原価は、前年比で83%も増えています。

ちなみに、売上原価以外の、広告宣伝であったり、あるいは会社を維持する為に必要な経費を、販管費なんていいますが、販管費も増加していて、売上原価とあわせて全体では39%増となっています。金額に直すと、ざっくり280億円程度増えている計算です。

まとめると、売上はほぼ横ばいの微減でしたが、コストが跳ね上がっているので利益が半分になってしまった、という状況です。

スピードを出していると急には止まれない

ドリランドの図

ドリランドの大ヒットなどで、急速に拡大していました

GREEの経費がどんどん膨らんでいるというのは、別に今に始まったことではありません。ソーシャルゲーム市場拡大の波に乗ってぐんぐんと売上を伸ばしていたGREEでしたから、どんどん投資をしてお金を使っていました。

ただ、今までは投資以上に市場がさらにさらに大きくなっているので目立たなかったというだけの話です。すごい勢いで拡大を続けさらに加速するつもりでいたら、売上がこれ以上伸びない、急ブレーキをかけようにもスピードを落とし切れずにドーンと利益が減ってしまったんですね。そして直近では赤字に転落というわけです。

急成長している企業が成長が止まると一気に苦しくなるというのは、よくある話ではあります。しかし、本当に大変なのはむしろここからかもしれません。