基礎を身に付けた後に変更するラバー
■特徴表ソフトラバーとは……スポンジの上に、ゴムシートの粒を表面にしてはったラバーのことです。
裏ソフトラバーと比較して、ボールとの接触時間が短く、相手コートに早く返っていくので、前に出て、早いピッチで球を打ち返していく速攻スタイルに向いています。
またボールと接する面積が小さいため、相手ボールの回転に影響を受けにくい特徴があります。
粒の大きさや特性等によりさらに、スピード系、回転系、変化系等に分けられます。一般的には裏ソフトラバーで、基礎を身に付け、自分に適した戦型を把握した後で、長所をより伸ばすために表ソフトに変更する、といった形で使用する方が多いラバーです。
■長所
- ボールの回転を気にしなくても良い
- スピードのある打球が可能
- ナックルボールを打ちやすい
■短所
- 回転をかけにくいので返球が単調になりがち
- ドライブの回転量が少なくなってしまう
- 使用人口が少ないので、商品のバラエティも少ない
有効なテクニック
■ペンホルダーラケットの表ソフトラバーの場合ラバーの系統としてはスピード系と回転系が主流です。
スピード系ラバーは、ピッチが速くスマッシュが得意な攻撃型に向いています。
回転系ラバーは、攻撃・守備どちらが主体でも使用可能です。
ただ一般的には攻撃型が主流で、サーブ・ドライブ・3球目攻撃に適しています。
■シェークハンドラケットの表ソフトラバーの場合
3タイプどれも可能です。バック側に貼る場合、守備的要素が強くなる特徴があります。この場合ブロックの安定感やナックル性が有効となります。
表ソフトラバーの場合は、良いパフォーマンスを引き出すために、自分のプレースタイルと合った特性のラバーを選択することが特に重要になります。