共働き家庭と子供のお習い事の関係

勉強

家庭でのお勉強も大事

平日は子供を保育園、または小学校学童に預けて夫婦で働く共働き家庭。そんな共働き家庭には子供のお勉強をどうやって進めて行くか? 夏休みの宿題はどうやってやっていくか? どんな習い事に限られた時間の中で通わせる事が出来るか?などは、永遠のテーマだと思います。今回はそんな共働き家庭を3家族取材をしました。各家庭の勉強・宿題事情や親の役割分担、学習系の習い事などについて聞き、家庭での勉強のコツやモチベーション維持について考えてみました。

Aさん一家(幼稚園児)の家庭学習・習い事

家族構成:ご夫婦と女児1人(私立幼稚園年長)
居住区:品川区
ママ職種:営業事務
勤務時間:9:30~18:30、残業多め
平日平均勉強時間:20分
休日平均勉強時間:30分
主な家庭での指導者:ママ、じいじ
学習系の習い事:ワールドワイドキッズ(英語通信)、公文
習い事にかけてもいいと思う月額:いくらでも

共働き家庭には珍しく、子供を保育園ではなく敢えて幼稚園に通わせるAさん一家。ママ・パパ共に残業は多く、お勉強を見てあげる時間がなかなかないのですが、近くに住むじいじとばあばの協力もあってなんとかやっています。

お勉強は全ての項目を表にして、横軸には日付、縦軸には項目を書いた自作のものを使用。毎日その項目を完了するとシールを貼って行くシステムを4歳頃からやっています。シールが元々大好きだったので、シールを貼りたい、という一新で勉強に対する集中力や意欲を維持出来ています。また1週間全てのシールを貼ると、100円均一で好きなものを週末一緒に買いに行く、というのが儀式になっていて、お子様もその週末の「儀式」が楽しみでお勉強にも積極的に取りかかる。そんな小さなアイディアが継続のコツのようです。

お勉強時間はお迎えの後の帰宅後で、お迎えはママが半分、じいじが半分ですが、誰がお迎えに行っても、帰宅してからのお勉強タイムは変わりません。やらないといけない項目が表になっているので保護者も子供も勧めやすいですね。

お勉強の具体的な内容は、通っている公文の教材(国語と算数)、次にワールドワイドキッズのおもちゃを使っての英語遊びを5分、あとはパパが本屋さんで買ってくるZ会のテキスト(国語と算数)。

実は小学校受験も視野に入れているので、一通り出来るようにはしておきたい、という思いから、しっかりと毎日のお勉強メニューを決めています。今の課題はお受験に必要なお勉強以外の、例えばマナーや社会性。共働き家庭なので、時間的にお受験用の幼児教室に通うのも厳しく、受験に合わせたカリキュラムのある所に通う事が出来ないので、悩みどころです。

Bさん一家(小学生)の家庭学習・習い事

家族構成:ご夫婦と男児2人(小学校4年生と小学校2年生、共に公立)
居住区:
港区
ママ職種:
外資系金融
勤務時間:
9:00~18:00、残業週に1回程度
平日平均勉強時間:
15分から20分
休日平均勉強時間:
15分から20分
主な家庭での指導者:
ママ
学習系の習い事:
栄光ゼミナールクレファス
習い事にかけてもいいと思う月額:一人15,000円程度

保育園児だった頃はちょうどママがとても忙しく、残業も多かったので早期教育はいまいち乗り遅れたみたいです。小学校を意識し始める保育園4歳クラス(幼稚園で言うと年中クラス)の途中から、家でひらがな・数字の簡単なテキストを平日の夜に10分だけ座ってやる事を心がけて、まずは机に向かう癖をつけました。当時は1分ももたなかったので、キャラクターものの鉛筆や消しゴムを用意して、普段飲まないジュースをお勉強中だけは飲んでいいことにして、無事机に向かう事に慣れました。「ご褒美」をあげる事で継続出来ました。

現在小学校4年生と2年生ですが、なかなか両親ともゆっくりとお勉強をみれないという事情もあり、お家でのお勉強には限界を感じたため、栄光ゼミナールクレファスというロボット教室に通わせています。受験を意識しているわけではなく、学校の予習や復習のかわりに、と通わせています。特にクレファスではロボット作りを通して考える力、試してみる力、物理への興味と理解、それに伴う数学の必要性などに、自然と子供が興味を持つので、学校の勉強にもつながるいい習い事みたいです。柔軟な思考力が身に付くと、全ての学習にもつながっていき、本人も得意、出来ると感じられるので、相乗効果もあるのも魅力ですね。

家でのお勉強は主にママが見ていますが、宿題は朝の10分から15分程度で、後は本人達にまかせています。宿題に関しては朝の10分でやったかやっていないか、と確認する程度にとどまってしまっているのが現状です。パパは遊びやスポーツ担当で、休日には3人で公園や広場で遊んでいます。

普段平日お勉強を見てあげられない分、学習塾やその他習い事に通わせてあげる事によって、補う、という形をとっているAさん一家。休日は勉強以外の体験(例えばスポーツや家族でアウトドアを楽しむなど)をして、人生経験をしてもらうことによって知識や知恵を自然と身につけてくれれば、と思って様々なスポットに家族でお出かけをする事を心がけているようです。

今の課題は読解力。もっと「本を読みたい」と感じてもらいたいということです。夏休みの宿題である「読書感想文」も一苦労で、読む力と書く力の重要さに気づいた夏でした。

一度は仕事を辞めようかどうか悩やみましたが、今では納得して共働きを続行しています。

Cさん一家(幼稚園児・小学生)の家庭学習・習い事

家族構成:ご夫婦と男児2人女児1人(小学校2年生と幼稚園年長と保育園児、すべて公立)
居住区:品川区
ママ職種:フリーランス通訳・翻訳
勤務時間:不定期(平均週に3~4日、4時間程度)
平日平均勉強時間:30分
休日平均勉強時間:20分
主な家庭での指導者:パパ
学習系の習い事:進研ゼミ通信しまじろうジャンプ
習い事に使ってもいいと思う月額:1人18,000程度

パパが幼児期からお勉強に積極的で、2人とも3歳の頃から公文やその他のテキストを本屋さんで買って来てはやらせていました。最初は迷路や線をなぞるだけのテキストからはじめて、ひらがな、数字、カタカナ、算数、九九、百マス計算へと少しずつ増やしてきました。子供のモチベーション維持方法としてはあまり口を出さず、せかすことなく、自分で考える時間を十分に与えて、自己処理をしてみて、本人が課題を終えるまでじっと待つことによって、いざ出来た時の「達成感」を持たせおおいに「褒める」ことを大事にしています。

現在は小学生の男児は毎日家で百マス計算(かけ算)、4年生の漢字、進研ゼミ、音読を、幼稚園児の男児はひらがな、漢字、百マス計算(引き算)、しまじろうジャンプをやっています。

最初は全く集中力も続かず、泣きながら机に向かっていましたが、今では自らやるようになりました。大好きなテレビを毎日30分だけ許可していますが、そのお勉強が全て完了するまでは見れない為、いいモチベーションになっているようです。お勉強を全てやった時の「ご褒美」もまた継続のポイントかもしれません。

習い事はいくつかしていますが、あえて学習系の習い事には通わず、通信教育だけ。パパが小学生のうちは家で自分が見る、と指揮を取ってくれているのでママも安心して働けますね。特に小学校にあがってから、お勉強が本格化するので、3歳から机に向かうことに慣らしたのはとても良かったと思います。仕事をしているのでどうしてもお勉強を見てあげられるのが平日の早朝、夕方、及び休日になってしまいますが、パパが時間を見つけてやってくれるので今のところは授業内容も理解をしています。

宿題は毎日欠かさず行っている放課後の学童でやってくる約束です。宿題の確認は次の日の朝、登校前にママがチェックをします。

課題は小学校の算数の授業で出てくる文章問題。いかに理解をしていかに解いて行くのか、またそれをどうやって強化出来るかを現在模索中です。

共働き家庭の家庭勉強の成功のカギ

3家族について書いてきましたが、それぞれの家庭環境によってやり方も様々ですが、共通しているのは学校のお勉強。特に小学校にあがると、家庭だけではどうしても心配になってくる、ということ。また、小学校入学前からそれぞれの家庭にて机に向かう「練習」をしていました。そこには机に向かう事から慣れさせ、また継続をさせる為の作戦が色々ありました。

Aさん一家ではご褒美として毎週末ちゃんとお勉強をすれば親子で100円均一に行き好きなものを一緒に買いに行くという「儀式」を行いお子様のモチベーションを維持していました。Bさん一家でも机にまず向かうことのきっかけ作りとして、普段は飲めないジュースをお勉強中のみ与えるという「ご褒美」をもって特別感を演出していました。そしてCさん一家では本人が本人の力で問題を解くように待ちの姿勢を徹底することにより、「達成感」を持たせ、その上「褒める」という2重の演出をしてモチベーションを維持していました。

子供の性格も、得意不得意も、好き嫌いもそれぞれですが、共働き家庭においては、いかに時間を有効活用し、限られた時間内でいかに子供に効率良く机に向かわせるか、そして、いかにモチベーションを維持するかが家庭勉強の成功を左右する事は間違いないでしょう。




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