検定や資格に挑戦するには、どうしたら？
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| 字には一文字ずつ、それぞれ上手に書けるコツがあります。そのコツをつかめば普段の字が驚くほどキレイに！ |
検定は、財団法人 日本書写技能検定協会が実施する「硬筆書写検定」と「毛筆書写検定」が有名。どちらも文部科学省と全国都道府県教育委員会が後援となっています。
資格については、実は全国を統一する資格認定団体はありません。たとえば、一般的に聞く「師範」の資格は、所属する教室やスクールに認められてはじめて取得できるものなのです。したがって、資格取得までの期間や試験の内容、判定の基準にも違いが出てくるのも当然でしょう。
極端な話、資格を持たなくても教えることができるのが書道、ということになりますが、師範の資格があれば説得力があるのも事実。目的と予算に応じて挑戦する希望があれば、指導を受けている先生に相談してみましょう。
費用の相場はどのくらい？
「1回3000円」という形式でレッスン費用を支払うところもあれば、「1ヵ月の月謝が1万円」、という形式のところもあります。入会金が必要なところも多く、資格取得の際はその都度、費用が発生するケースもあります。個人レッスンか、大きな教室でのレッスンか、教室の場所などによっても費用は異なるものなので、ほかの条件と合わせて、いくつかの教室を比べてみるのもいいでしょう。
その他、よくあるQ&A
このほかにも書道教室・スクール選びのことについて、よく寄せられる質問についてお答えします。Ｑ．まったくの初心者でも大丈夫？
Ａ．初心者でもブランクのある人でも、安心して通える教室がほとんどです
大人の書道教室は、初心者が多いのも特徴です。長い間、字へのコンプレックスを持ち続けているよりは、一度、体験レッスンを受けてみては？ 美文字のコツを修得するチャンスです
Ｑ．今どきの書道教室に通いたいときは、どうしたらいいの？
Ａ．文字の美しさだけにこだわらない「アート書道」もおすすめ！
筆文字のおもしろさを求めるなら、「アート書道」はいかが？ 書いた文字を額に入れて飾れば、絵画のような趣きが生まれ、字を書くことへの新しい楽しみ方を発見できます
Ｑ．仕事帰りに通うときの教室選びのポイントは？
Ａ．自分で用意する道具について事前に確認しましょう！
「筆だけは自分で用意して！」という教室や、「手ぶらでどうぞ」という教室までいろいろあります。道具代は、実用品クラスから骨董品レベルまでピンキリなので、先生と相談しながら揃えていくようにします
年賀状やカードに添えるたった数行のメッセージでも、それが美文字で書かれていたら、相手の心に届く距離が近くなります。大人の書写の醍醐味を味わってみませんか？
